雪割草の花粉採取
雪割草の交配を少し行っている。自家受粉なら簡単であるが、異なる花における交配となると、いろいろと組合せを考えなければならない。種を蒔いてから、初花が咲くまでに3~4年を要するので、結果が分かるまでに時間を要する。最初は組合せからデータを取った。最近になって比較的効率のよい組合せと、優秀な花粉親を見つけた。私の場合、花粉採取用の花が早咲きで都合がいい。花が咲き、花粉が吹いたので採取した。先端部に吹き出ているのが花粉である。とりあえず交配の相手方が咲いていないので、採取して保管をして待機している。容器に落したもので、白い点々のものが花粉である。花粉は水分を吸ってカビると腐ってしまう。通常は冷蔵庫に入れて、乾燥状態で保管するとか。私は採取したら、カメラの防湿庫に入れて置く。相方の花が咲くまで長くて2週間だが、今まで問題なく受粉は成功して種を取っている。この多くの花粉たち、砂浜にある一粒のダイヤとなるかも知れない。