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テーマ:雪割草(110)
カテゴリ:雪割草
雪割草を増やす方法としては、株分けと根伏せがある。 交配して種を蒔いても、親と同じものはなかなか出ない。 雪割草自体が雑種であるから、いろいろな遺伝子を持っている。 よって、親と同じ株を増やすのであれば、前述のとおり株分け又は根伏せしかない。 ただ、株分けは子株が出来るまで年数を要する。 また、根伏せ用の根を取るにも年数を要する。 そして、根伏せは「秋」が適期である。 春の根伏せは夏場に根が腐ってしまうリスクがある。
ところが、作業的には春に株分けすることが多い。 春に植替えをしておけば土に根が早く馴染み、秋の花芽形成にも大きく影響する。 春に植替えをしていると、根茎が長く伸びたものも多数ある。 3年も経過すれば、毎度のこと根伏せ用の根もある。
春の植替えでは根を切り取らないで、ある仕掛けを根に施して置く。
前回、春に植え替えた雪割草の根の箇所。 最下部から子株が出ている。
大きく拡大して見る。 本来であれば根の中間を千切り取り、根伏せをするのが普通のやり方である。 今回、切り離して別の鉢に植えてもよいのだが、置き場を要するのでこのまま植え込んだ。 上の方に2株あるので、次回は4~5株となり株分けが出来るだろうし、下のものを切り離せば株は確実に増える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/05/17 08:18:21 PM
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