70歳のたしなみ。
「もう」70歳だから「今さら」何をしても遅すぎる、「どうせ」成果は上がらないと自分をおとしめるのは金輪際やめよう。失った若さや体力を数え上げるより、今持っている力を数えて感謝する、人に少しでも役に立つように行動する、それが私たち高齢者のたしなみである。私は人生の後半期を晩年としてではなく、たしなみを持った希望とともに生きていくには何が必要か、考えてきた。私の考える70歳のたしなみをいくつかあげてみよう。1.機嫌よく過ごすよう努める。2.年齢を言い訳にしない。「今さら」「どうせ」「もう遅い」と言わないで、まだまだ成長の余地があると考え努める。3.今まで受けた恩を思い出し、感謝を忘れない。4.できる時に出来る範囲で人の世話をする。5.周囲の人、若い人の良いところを見つけて褒める。6.キョウヨウとキョウイクは自分で作る。7.人は人、自分の人生を否定しない。つらい経験があったから今がある。8.今こそおしゃれ。9.健康第一もほどほどに。10.孤独を楽しむ。上の文章は、断・捨・離の為に本を整理していたら、偶然見つけて、処分せずに手元に残こしている小学館から2019年に発行された『70歳のたしなみ』のはじめにの文章です。著者は坂東眞理子さんで、330万部を超える大ベストセラーになった『女性の品格』ほか著書多数。yukiyukiは数年前に購入し、一通り目を通して、本棚に仕舞い込んであった物で、近頃は、全く本を読まない生活を送っており、これを機会にもう一度読み直してみようと思います。本の題は『70歳のたしなみ』で、yukiyukiは既に79歳になっており、ぎりぎり70歳代でセーフ。機会があれば、詳しく内容を紹介出来ればと考えています。 【70歳のたしなみ】詳しくはこちら。【坂東眞理子】詳しくはこちら。