ある日いきなり会社の事務所の中にまで入り込んできた
あつかましい人なっつこい猫。
上は黒、下は白の牛猫の男の子を見たとたん、どこかで会ったことがある!と思いました。
その時、私は既に立派な猫アレルギーだったにも拘わらず、その既視感と「たま」亡き後の寂しさから、即座に家に連れ帰りました。
家までは車で10分ほどの距離。
けれども狭い車内でアレルギーが発症し、流れる鼻水と止まらぬ咳。
そんな私を見た父親は怒りました。
父親なりに気管支の弱い私を心配してくれたのでしょうが、いつになくぐちぐちと怒る父親に逆ギレした私は、夕飯途中の箸をテーブルにばしりと置き、部屋へ閉じこもりました。
それから3日間、父親とは口をきかず、家では一切食事をしませんでした。
会社で思う存分食べていたのですが(笑)、そんな私に父親がおれ、牛猫は我が家の一員になりました♪
ところで、どこかで会ったことがあると思ったのは…
かの有名なコミック「動物のお医者さん」を観たことがある人なら覚えがあるでしょう。
それに出ていた菱沼さんの友達猫(笑)「はなくそはなちゃん」そっくりであったのです!
もちろん名前は「はな」ちゃん。
「男の子なのになんではなちゃんなの?」と訪ねる親には、さすがに「鼻くそみたいな黒模様が付いているから」とは言えずに、ごまかしましたが…。
「はな」ちゃんは我が家の飼い猫史上、その模様では1番強烈な印象の猫でした(笑)