長男がスキー教室、主人が出張なので、次男と二人で静かに過ごしています。
今日は次男が自分の自転車に乗り、私は歩いて図書館に行きました。
普段は家の前の袋小路になっている道でしか自転車に乗っていない息子。
今日は遠乗りが出来て嬉しそうでした。
ちなみにこの自転車、パンパースのオムツのパッケージについている点数を集めて
適当に送ったのに当たってしまったパンパくん自転車です。
応募したことすら忘れていたので、送られてきたときにはものすごくビックリしました。
今日借りた絵本は、五味太郎さんシリーズ。
おチビはずっと前から『きんぎょがにげた』がお気に入りです。
半年以上前に借りてきて読んだのに、今日も借りてしまいました。
図書館に行くたびに「きんぎょのほん、きんぎょのほん」と言っているので。
それから『かくしたのだあれ』と『たべたのだあれ』です。
大事そうに自分の自転車のかごに入れて持ち帰り、お昼寝の前に読みました。
この絵本には小さな想い出があります。
長男が幼稚園に入園するときの面接で使われた絵本です。
長男は4年保育の幼稚園に入園しましたので、
面接のときは今の次男よりも少し小さいぐらいだったと思います。
『たべたのだあれ』では、イチゴやさくらんぼなどを食べた動物の身体の一部が
食べたものの形に変わっているのですが、
間違い探しのように、食べた1匹を「これ!」と指差すんです。
その中に牛乳を飲んだカラスのお腹が白く変わっている、というページがありました。
長男もそのとき、楽しそうに「これ!これ!」と次々と指していきました。
無事に面接が終わって、「これ、おみやげね。」といただいた別の絵本には
白いネコと茶色いネコの絵が描かれていたと思います。
それを見た息子が、
「このネコ、真っ白だね、きっと牛乳をいっぱい飲んだんだね。」と言ったんです。
そのとき、面接をしてくださった先生が
「ステキね~、先生そういう考え、大好きよ!」と言ってくれました。
私は「ああ、こんな風に言ってくれる先生がいる幼稚園なら、1年早いけど入園しても安心だな」
と思ったのを良く覚えています。
次男にも当てさせながら、ふと懐かしい思い出に浸りました。