____Les Petits Princes____

2010/01/13(水)23:36

世界でもっとも阿呆な旅

Mes Petits Loisirs(じゆうじかん)(62)

 先月、新聞で紹介されていた本を図書館で予約しておきました。 予約順位が2番目だったので、すぐに貸し出し準備が出来たとのメールが...。 その本とは、こちら。 【重版予約】 世界でもっとも阿呆な旅 世界各地、日本国内各地の面白地名を訪ねて、旅した旅行記です。 有名なスケベニンゲン、エロマンガ島などをはじめ、 基本ちょっとHな名のつく土地を実際に旅するのですが、 いいですね、こういうの。 だって、なかなかできないですもん。お金と暇がないと。 私もかつて、就職した不動産会社のお手洗いになぜか大きな世界地図が貼ってあり、 エロマンガ島の名前を見つけた時にはかなり大発見をした気分になりました。 その後すみずみまで地図を探しましたが、それ以上の発見はなかったと思います。今となっては見知らぬ土地もGoogle Mapなどで 建物の屋根の色まで判別することが出来る世の中。 (こちらの本にもGoogle Mapの航空画像が載っています。) 著者のように実際に行くことができなくても、 彼の地を想像することぐらいは易しくなりましたよね。マルデアホ(アルゼンチン)、シリフケ(トルコ)、 ヤリキレナイ川(北海道)、金玉落としの谷(静岡県)など、 皆様ももし機会がございましたら、旅してくださいまし。 ところで、『世界でもっとも阿呆な息子』ではないかと思うのがわが長男。 昨日は大事にしているイナズマイレブンのカードとお財布を公園に置き忘れ、 同じクラスのお友達がわざわざ届けに来てくれました。 本人は夜寝るまで忘れたことすら気づいていなかったのですが...。そして本日は家のカギを持って出るのを忘れ、締め出しを食らいました。 水曜日は私は次男のサッカーの送迎をすることになっていて、 長男は下校後に自分でサッカースクールに行くことになっているのに、 ランドセルを置くことも、ユニフォームに着替えることもできませんでした。 ちょうど顔を合わせた近所の人に電話を借り(ここは臨機応変にできた?) 私の携帯に連絡をしてきましたが、 不運なことにちょうど車は車検に出してしまったばかり。 私も次男を後ろに乗せて強烈な向かい風の中を なかなか進まない自転車で家に戻ってみたものの、 鍵を開けて着替えなどの準備が出来ても車で送っていくこともできず、 冷たく「遅刻だけど気をつけて急いで行きなさい!」 と自転車で行かせるしかありませんでした。。習字の筆を洗ったら一週間干しっぱなしで、 筆なしの習字道具セットを学校に持っていくし、 漢字のテストで直されたばかりだというのに、 「別」と「列」と「例」がこんがらがっているし、 「魚の産卵」であるべき答えが「魚の散乱」になっているし...。 100×100と自分で式を書きながら、答えは200とさらさら書くし...。 脳と目や手足がばらばらに動いているんじゃないかと思うことがよくあります。じつは年末年始にあまりにもゲームで遊び過ぎたので、 もう今月はしなくてもいいだろうと仕舞い込んであるんです。 すると習いごとが多くて友達と遊ぶ時間がない割に、 細切れの時間でもうまく約束をして遊ぶようになったし、 兄弟げんかも減ってゲーム以外の遊びを楽しんでいたし、 親子の会話も増えたように思って、いい傾向だと思っていたんですけどね。注意力が散漫なのはゲームのせいじゃなく、そういう性質なのかも。 血液型が同じ父親のおっそろしい神経質さとは似ても似つかない長男。 ぼんやりしているのに、お金に執着していてケチだから、 我が家では≪スローベニア代表/ボヤン・セコビッチ≫と呼ばれています。 (ちなみに兄に比べて体格のいい次男は≪プクライナ代表/ボヨン・メタボリッチ≫)子供たちに小言を言わずに見守り続けるというのもストレスが溜まりますが、 忘れ物やうっかりミスをして困るのは自分。 気づいて変わり始めるのを気長に腹を立てずに待つしかないのかもしれませんね。 親子我慢比べ大会か...。がんばろうと思います。  

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