2014/12/08(月)07:53
理解には、実感することが一番!
昨日、IFPAジャパンカンファレンス2014に行って来ました。
かさこ塾で共に学んだ、アズ直子さんからご招待いただき、青天の表参道をいそいそと。
もちろん楽しみにしていたのは、アズさんの講演です!
テーマは、「ビジネス実用書著者が語る、セラピー普及促進3つの鉄則」。
あらゆるセラピーの後進国である日本で、いかにアロマテラピーのよさをわかってもらうか。
このむずかしそうなテーマを、とてもわかりやすくお話してくださいました。
びっくりしたのが、大変な具体例を出して、実感させていただいたことでした。
あるとき、アズさんは電車の中で、酔っぱらいのおじさんに、コートに吐かれてしまうという災難に遭ってしまったのです!
その様子を聞いたとき、会場には戦慄が走りました。
ああなんてひどいこと! あんまりだと。
アズさんの災難を疑似体験してしまったのです。
そのときのからだは、あまりのひどい話にかたくこわばり、首の動き方もギクシャクするほどでした。
それがなんと、スクリーンにさわやかなレモンの画像が映し出されると、徐々に会場の雰囲気が変化していきました。
さらに、ショックを和らげるクリームとアロマオイルを手に塗っていただいたら、一気に先ほどの気持ち悪さが飛んでいったのです。
からだのギクシャクもなくなり、会場にも和やかな空気が流れ出しました。
これがアロマテラピーの効果なのだ!
一発で理解できた瞬間でした。
何かのメソッドを理解するときに、実感がともなうと本当に早いのですね。
そして、心からそのことを信じられます。
やってみたい、やってみようと思わずにはいられなくなります。
よい伝え手というのは、この実感を提供出来るか出来ないか。
それで決まると思いました。
そして、理解することに対して、受けとり側に苦労をさせてはいけないのです。
ストレスなく、スパッとわかっていただけるよう、言葉も十分に吟味して。
それをアズさんは、
「6才の子どもにもわかるように、かみくだいて説明する」
そう教えてくださいました。
専門用語など使わずに、イメージがわくように話したり、書いたりすることが、どれほど相手への思いやりになるか。
書き手として、目が覚める思いがしました。
あの、アロマの香りでからだが楽になったときの感覚を、言葉で、文章で伝えたい!
まだまだ書き手として、学び、気づくことは果てしなくあることがわかりました。
自己満足で終わる、最悪の書き手にならぬよう、文章修業を続けよう。
そんな思いに、身が引き締まった1日でした。
アズさん、いつもありがとうございます!
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皆さん、熱心に聴き入っておりました。