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カテゴリ:mental
基本的に、物事は最上最良の結果が出せるよう、ぬかりなく全力でやるのが一番でしょう。
そのうえでさらに、最上最良の結果が出たイメージまで重ねる。 ここまですれば安心しますし、それなりに納得のいく結果になります。 傾向と対策をよく分析し(受験のようですが 笑)、少しでもよくないと思われることは避ける。 こんな真っ向勝負的な方法は、どんなときも有効だと思います。 しかし、この方法が、反対に自分へプレッシャーをかけ過ぎてしまうことになる場合もあるのです。 それは、まったく未知のことを行なうときです。 まるで予測がつかないようなことをしなければならないとき、ひたすらによい結果を期待するというのは少々酷なもの。 どうしても、「うまくいってほしい」という気持ちの裏側に、「うまくいかなかったらどないしよう」という不安が生まれて来てしまうのを、経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんなとき、思い切ってこの「うまくいってほしい」というモードを解除してみると、面白い展開になります。 とりあえず、準備万端整えたなら、それから先のことには一切思いを寄せない。 後のことは、自然の流れに全部「おまかせ」してしまうのです。 丸投げとも言えますね(^・^)。 その状態で物事を行なってみると、少し不思議な感じがします。 不安というものが、ミステリー的な楽しさに変わるのです。 いったいどんな結果が待っているのだろう? おまかせした結果がどう出るのか、少し他人事のようではあるのですが、わくわくしてしまうのですね。 なので、行なっているときも肩の力が抜けて、自分らしくいられます。 あっ、今、自然の流れにサポートされている! そんな実感を覚えることもあります。 その結果、かなりうまくいくことが多いです。 そしてダメだったときはどうかと言えば、これがそれほど落ち込まずにすむのです。 フラットに受け止められますし、次はこうしてみようというアイディアもすんなり出てきます。 多分、雑念にまどわされずに、自分を出し切れたからでしょう。 思うに、よい結果に対してものすごく執着しているのを感じられるときほど、「おまかせ」したほうがいいのです。 わたしも以前は執着体質だったのでわかるのですが、「絶対、こうなってほしい!」と必要以上に力むと、変な、ゆがんだエネルギーが出てしまうのですね。 それがよくない結果になるのではないか。 すごくそう実感しています。 メニューのない、「シェフのおまかせコース」のお店に行くのは楽しいものです。 何が出て来るのかわからない! そんなわくわく感を、もっと味わってもいい。 それは決して無責任なことではなくて、むしろ自分への律儀な姿勢だと思います。 xxx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月07日 09時37分02秒
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