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悠久の唄 ~うたの聴けるブログ~

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2012年06月23日
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カテゴリ:作詞スクール


♪ あなたは もう 捨てたのかしら



それでは、リクエストにお応えして、

「神田川」の2番の歌詞も、解説してみますね。



♪ 二十四色の クレパス買って

♪ あなたが描いた 私の似顔絵




僕なんかは、「彼氏は美大生なのかな?」

と、思ったりしました。

東京の中野に、「クラシック」という名の喫茶店が

あったのですが、

昔、その喫茶店で、大きな画板を抱えた学生を

よく見かけました。

中野の北の方を神田川は流れています。


絵描きを目指す人って、貧しさの象徴みたいに

よく扱われますよね。


まあ、そんなことより、ここは、

24色のクレパスというのが、彼らの小さな贅沢のようで、

また、休日、どこへも行かず、部屋で似顔絵を

描いていたというのが、

貧しさ、慎ましさ、侘しさ、といったものを感じさせます。



♪ うまく描いてね って言ったのに

♪ いつも ちっとも 似てないの




1番でも言いましたが、ここに、ペーソス(笑い)があります。



♪ 窓の下には 神田川



ここは、展開を感じさせます。

部屋の中から、視点が窓の外へ移るせいもありますが、

もう1つ、秘密があります。


「神田川」では、1番の詞を受けて、

2番の詞は、韻を踏んで行きます。

韻を踏んでいる箇所を、全部見てみましょう。


「あなたはもう ~かしら」 → 「あなたはもう ~かしら」

「~にして」 → 「~買って」

「~行った」 → 「~描いた」

「風呂や」 → 「似顔絵」 (体言止め)

「~ねって言ったのに」 → 「~ねって言ったのに」

「いつも~」 → 「いつも~」


そうです、「いつもちっとも似てないの」までは、

綺麗に1番の韻を踏んでるのですが、

「窓の下には~」の所だけ、違っているのです。

ですから、読み手(聴き手)は、何か雰囲気が

変わったと、感じます。

そして、ここに、「神田川」という

タイトルの言葉も登場します。

まさに完璧というか、よくできてますよね。



♪ 三畳一間の 小さな下宿



僕らの頃の、狭い部屋といえば、

四畳半かなという気がしますが、

三畳とは、また狭いですよね。ww

まあ、字数のこともありますから。



♪ あなたは 私の 指先見つめ

♪ 哀しいかいって 聞いたのよ




また、韻に戻ります。

「あなたは私の~」 → 「あなたは私の~」

「~のよ」 → 「~のよ」


さて、指先を見て、哀しい、とは?

そうです、普通は、指輪がないから、

と解釈しますよね。

彼氏は、「結婚したいかい?」と聞いたのです。

あるいは、「(結婚できなくて、)幸せにしてあげられなくて、

ごめんよ。」と言ったのかも知れません。


または、細い指先を見て、貧しくて

どこにも行けない、二人きりの生活が

さみしくないかい? と聞いたのかも知れません。



♪ 若かった あの頃

♪ 何も 怖くなかった

♪ ただ あなたの 優しさが

♪ 怖かった・・




「神田川」を聴く






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Last updated  2012年06月24日 13時29分30秒
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