「レディ・ベス」10月28日マチネ&ソワレ
先週に続き2度目の遠征。キャストの組み合わせは、フェリペが入れ替わった以外は前回と同じ。前回同様マチネは2階席上手からでした。先週は、なんだか全体に音が小さい中アン・ブーリンだけがやけに大きく響いてくるように感じましたが、今回はそのようなこともなくバランスよく聴こえました。2日とも、マチネは2階の遠くからソワレは1階前方からという席だったので、見え方の加減もあったかもしれませんが、4公演見終わってみて、ベスは、平野さんの力強くまた表現力豊かな歌に惹かれました。ロビンは、加藤くんがものすごく良かった!。動きも表情もセリフも歌も、ちょっとした細やかな部分から何からとても魅力的で目が離せない感じでした。ラストのベスとの別れも、観ていて本当に切なくて・・・。別れの涙そしてその後の笑顔にじんとさせられました。メアリーは、歌は未来さんがやはり迫力あって聴きごたえ満点なのですが、吉沢さんも今回はとてもパワフルに感じました。メアリーの女王としての雰囲気、心の中闇や屈折した感じは吉沢さんのメアリーからより感じられてわたしは好きです。フェリペは、平方くんの細かい作りが見ていて面白く好きです。結婚式の時のこまかな表情の変化がとてもいいです。古川くんの方は、全体的な雰囲気で作り上げているように感じます。フェリペはそれもありかな、とも思いますが、ヴォルフはやはり繊細で細やかな天才の感情を表現し見せてほしいと願っているので、この作品を観ながらもついつい来年のM!に思いが行ってしまいます。キャットは相変わらずしっかりとした芯がありつつ同時に可愛らしい女性。やっぱり涼風さんの歌ももっと聞きたい!と今回も思ってしまいました。アスカム先生も同じく絶大な信頼を寄せられる存在。でありつつも、キュート♬(笑)キャットがベスの様子をとても心配している一方で、大丈夫だろうと思いのほか楽観的なアスカム先生。偉大で博識なアスカム先生も女心には疎いのか・・・そんな様子のベスを残してまで出かけようとしたのはどこなのか、そこで一体何をしようとしていたのか、しかも嵐の中を出かけて行こうとするほどに・・・なんかすごい気になるっつ(笑)この作品もまたDVDで発売されるのですね!!情報をキャッチできていなくて今回は予約して来れませんでした。残念。楽までもう行ける機会がないので、その時か、または大阪でもきっと予約できるでしょうから、そこであか、いづれにしても予約する気まんまんです♪このところ、DVDになる作品が多いですね!もっと早くからやっといてくれたらよかったのに・・・とつい思ってしまうところです。