1271704 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Dual Life ~ 行き来する暮らし

第7話 生命は

自然農の畑、いかがだったでしょうか?

 IMG_3116.jpg


 そこにいるもの全てが
 繕うことも、へつらうこともなく
 そのままの姿で息づき

 良いも悪いもなく
 ただひたすら自らの使命を全うし 

 それでいて、全てが調和を保ち
 見事なハーモニーを奏でるような世界。


 僕もまだ、学びの最中でもあり
 そんな理想とのギャップを感じ残念に思ったり
 思い通りにいかないことも沢山あります。


 けれど、高橋さんの畑のような世界が
 ほんとうにあることを僕は知っているし

 何より、この畑という空間で
 そんなことが可能なのであれば

 きっとそれは、いつかこの世界でも
 実現出来るのではと信じています。

 IMG_1160.jpg


 最後に大好きな吉野弘さんの詩をご紹介します。


 〈 生命は 〉


 生命は 自分自身だけでは
 完結できないようにつくられているらしい


 花も
 めしべとおしべが揃っているだけでは不充分で
 虫や風が訪れてめしべとおしべを仲立ちする


 生命はその中に欠如を抱き
 それを他者から満たしてもらうのだ

 IMG_8406.jpg


 世界は多分 他者の総和

 しかし 互いに 欠如を満たすなどとは
 知りもせず 知らされもせず

 ばらまかれている者同士無関心でいられる間柄
 ときにうとましく思うことさえ許されている間柄

 そのように世界がゆるやかに
 構成されているのは なぜ?

 IMG_4002.jpg


 花が咲いている

 すぐ近くまで虻の姿をした他者が
 光をまとって飛んできている

 私も あるとき 誰かのための虻だったろう
 あなたも あるとき
 私のための風だったかもしれない。

 (自然農の畑のおはなし 完)

  TOPページへ戻る


 <自然農の畑のおはなし

 第1話 → 自然農との出会い

 第2話 → やってはみたものの・・・

 第3話 → これでいくんだ!

 第4話 → 居心地のいいカフェのように

 第5話 → 寄り添うというあり方

 第6話 → 耳を澄ませ・対話する

 第7話 → 生命は


 公式HP Body curiosity


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.