伊豆に移住するまでこの文章は、2002年前職である「やすらぎの里」のニュースレターに 私が銀行を辞めて、鍼灸師になり 伊豆に移住するまでを綴ったものです。 当時、想像以上の大きな反響を頂きました。 田舎への移住を考えたり 新しい働き方を模索している方からは なぜ、そんな決断をされたのですか? 不安はありませんでしたか?とか 質問を頂きますが正直なところ 「たまたま」です。 でも、そんなストーリーを語ることは 誰かの助けになるかも知れません。 読んで下さると嬉しいです。 (このページくらいの文章が5話あります) 【 第1話 いまあなたは幸せですか? 】 一生懸命働いている人がいます。 厳しい競争にもリストラにもめげず頑張って。 朝から夜遅くまで弱音もはかずへこたれず。 使命感・やりがい・お金・出世 いろんな理由で人は働きます。 でも、ふと立ち止まった時 何か空しさをかんじたのなら・・・。 このコラムは、そんなあなたへのエールです。 今、私の伊豆での生活は喜びに満ちています。 たくさんの出会い・学び・美しい自然の中で 妻と共に暮らせる幸せ。 もちろん時にはつらいことや がっかりすることもあります。 でも、キラキラ透き通った海で波乗りしながら 潮風を胸いっぱい吸い込むと そんなことは忘れてしまいます、フゥ~。 たまに、家に遊びに来てくれる友達から 「いいよなぁ~」と言われることもありますが そんな時には私はこう言うことにしています。 本当にそうしたいなら、やればいいよ! 難しくない、自分で選択するだけだよ。 そう、私は今の生活を自分で選択したのです。 別にコレといった特技も、コネも ましてや貯金もゼロに近い状態でしたが ただひたすら自分の夢をイメージしました。 こうなりたいと思いました。 仕事・住まい・環境・・・ すると自然と助けてくれる人が現れたり 偶然が重なり、気がつくと今 イメージした通りの暮らしがここにあります。 不思議でしょ? 潜在意識にインプットしたから? 12年に一度の幸運期?? はたまた、守護霊さまのおかげ??? どれもが真実かもしれないし こじつけかもしれません。 でも、そんなことはどうでもいいのです。 確かなのは「決断しなければ何も始まらなかった」ということ。 逆に言うと、辛く苦しい生活をしている人は それを自分で選んでいるのだとしたら...。 ~何だよ、えらそうなこと言うな。 そりゃお前はいいよな、楽しく暮らせて。 でもこっちだって必死なんだよ。 生活かかってるんだよ!~とお怒りのあなた。 そのお気持ち、すごくよくわかります。 そんな私も、以前はサラリーマンとして 過労死寸前まで働いた一人です。 出世することが最高の幸せだと信じ 全てを犠牲にして働いた人間です。 頑張って、頑張って、ひたすら頑張って。 そしてその先に幸せが待っていたかというと そうじゃなかった。 気がつくと、過労のためぶっ倒れ 身も心もボロボロの自分がそこにいました。 「なぜ幸せになれないんだろう、どうして!」 入院先のベットで、自分と向き合い ひたすら考えました。 そしてそれが転機となり 今、幸せを実感してる自分がいます。 このコラムはそんな私の経験を綴ることで 昔の私のような人を少しでも応援したい という想いで始めました。 読んでくださった中で、一人でも 元気になったよと言ってもらえれば幸せです。 (第2話へ続く) 第2話 → 「バブルの中へ」 第3話 → 「崩壊」 第4話 → 「事を成す」 第5話 → 「キラッと生きる」 コラム → 「私には夢がある」 公式HP Body curiosity |