共に創る
ロータスエイトさんでのWSを終えて、ほっと一息。8時間×3日間の長丁場で、最初はどうなるかと思ったけど、参加してくれたみんなのおかげで、最後はなんとも心地いい、ハーモニーが広がった!様々な音色の楽器が奏でる、オーケストラで、全ての音が、響きあった瞬間の一体感。嬉しかった。今回の仕事には、少し気負いがあった。全国から、高い期待をもって参加してくれるみんなに、何とか応えたい、立派な先生と思われたい、がんばらなくっちゃ・・・という気負い。そんな気持ちが あせりになり 最初の方はなんだかいつもの僕じゃないし、場とのエネルギーの交流もうまく出来ていないように感じて 余計にあせるという悪循環。何百回とWSをしてきた中で、頭が真っ白になったのは、本当に久しぶりだった。そんなときは、僕が場をコントロールしなくちゃと、一方的にエネルギーが出ていき、終わった後はどっぷり疲れてしまうのだ。・・・・・・・・・・2日目。どうしようかと、悩んだあげく正直にそんな気持ちを、みんなに伝えてみることにした。困っていることを僕一人で何とかしようと しゃかりきになるのではなく、みんなと一緒に創っていこうと思った。「共に創る」これまで何度となく、そんなありかたについて学んできたつもりだったし、様々な場で実践してきたつもりだった。けれど、僕が弱さを隠そうとしたり あせりを笑顔でごまかそうとする度に、参加してくれたみんなもまた、心の深くを閉ざし、うわべだけのシェアになるのを感じていた。だから正直に伝えてみた。けれど、変化はすぐには目に見えなかった。(・・・そのときはそう感じていた)・・・・・・・・・最終日の前日。滞在先のホテルで、WSの準備をしているとき、参加者の一人からメールが届いた。今回のWSについてのとても嬉しい感想だった。その人は、じっと静かに僕の話しに耳を傾けてくれていたのだけど、僕自身は、そんな感想を持ってくれているとは思いもよらなかった。変化は目に見えない奥深くで起こっていて、僕はそれに気づかないだけだったのだ。それがターニングポイントだった。翌朝、場が、参加者のみんなの表情が、シェアが変わったのを感じた。何よりも、僕自身が変わっていた。WSが息づいているのを感じた!すべてを終え、一人一人のシェアを聞いていたら、それぞれが、それぞれの深いところで、僕の伝えようとしていたことを、大切に受け取っていてくれたことを知り、涙が出そうになった。「共に創る」それは自らが場を信頼し、開かれたとき 初めて出来ることなんだ。そんな気づきをもらった、この3日間。みんなありがとう!また海で畑でクラスで、再会しようね!!● 公式HP Body curiosity● セラピスト向け解剖学セミナー/WS スケジュール● ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール● 野見山文宏 プロフィール● izuyoga クラス スケジュール● 無料メルマガ登録 のみ友通信● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」↓ 楽天ブックスリンクです