2008/04/02(水)08:09
4月になると彼女は
昨年の9月頃、畑に定植した赤キャベツ。
これは早生種なので、ほんとうは11月中旬には食べられる予定だった。
でも、11月になっても 12月になっても 一向に成長せず
(化学肥料で一気に太らせると、そんな短期での収穫も可能だけど
自然農では、その成長はとてもゆっくりだ)
2月の雪と風で、一部の葉っぱがやられて もうだめかと思ったけれど・・・。
3月に入り 彼女は何か目覚めたように 一雨ごとに大きくなりはじめ
そして4月、一切虫食いの無い 完璧なツヤツヤの姿のまま収穫の時を迎えた!
写真では伝わらないかもしれないけど、それはそれは見事な美しいキャベツ。
僕達はいろんなことに、ついつい期待するあまり、待ちきれなくて
イライラしたり、がっかりしたり あきらめたりしてしまうけど
そんな期待や落胆をさらりと受け流し 淡々と、でも着実に
彼女はじっと春を待ち、その輝きを見せてくれたんだ!
早速家でサラダにして食べたら・・・うまかった!
そして一番中には、もう花芽が出来始めていた。
(タイトルは サイモン&ガーファンクルの曲から・・・それはそれは美しい曲です)