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カテゴリ:クリパルヨガTT
TT第2部を終えて、少し引っかかっていることがありました。
今回のような、自分の深い内面に触れる体験をした時、自然と胸にこみ上げてくるものがあり、自分ではどうにも抑えられない涙が溢れてくるのですが、このときは、とても冷静に静かに聴けていたのです。 確かに、何か深い部分に触れているし、ぐさっと突き刺さるものがあるんだけど、それでもまだ核心ではないような気がしていました。 もっと奥底に、まだ何かがある・・・。 そして、それはTTを終え伊豆に戻った翌日なべゆきさんのコーチングの時、明らかになったのです。 ・・・・・・・・・・・ 僕は、毎月3回 CTIのコーチングを受けているのですが、セッションの前には、いつも前回から今回の間にあった出来事を紙に書き出しその日のコーチングのテーマを考えるようにしています。 その時のメモはこんな感じでした。 ・安住の地 ・信念があるが故の頑なさ ・自分は特別だと思い上がっていた ・本当に耳を傾けていなかった それを書き終えて全体を読み直していたとき「これってイスラエルじゃないか!」と気づいたのです。 ・様々な苦難や迫害を乗り越えて やっと見つけた安住の地を何とか守ろうとしていること ・ユダヤ教という強い信念があるが故に、それが絶対であるという頑なさ ・神から選ばれたという選民思想 ・何度和平を呼びかけても、耳を貸そうとしない ああ、僕の中で起こっていることは、イスラエルで起こっていることと同じなのだと! そんな風に思ったら、急にユダヤ民族の深い悲しみがズド~ンと胸に伝わってきて、一気に涙が溢れてきました。 いろんな辛いことを乗り越えて 自分の居場所を捜し求め、やっとたどり着いた安住の地を守るため、その教義を守るため、強力な武装で自らを守り、孤立しながらも周りと衝突をし続けるその姿。 一見理解されがたいその頑なさの奥には、深い悲しみがあるからなのだと。 そして、なべゆきさんとのコーチングの中で気づいたのは、だからこそ その悲しみや過去の辛い思いの中に留まるのではなくその悲しみを癒すために、いま勇気を持って、胸を開き、周りの声に耳を傾ける必要があるのだということ。対話をするということ。 きっと僕の中だけでなく、誰の中にもイスラエル的元型はあるのだと思います。 逆に言えば、ほんとうにそこが開かれ 対話をし始めたときイスラエル パレスティナ問題も解決するのかもしれません。 さらにコーチングは続きます。「胸を開き、対話をすることで、どうなるのですか?」 なべゆきさんのその質問は、僕に新しい視点を提供してくれることになります。(続く) ●クリパルヨガTTを受けるまで その1 「波が来るぞ~」編 その2 「Toshiさんの夢を見た!」編 その3 「一喝される」 編 ●クリパルヨガTTの学び その1 「そぎ落とし」編 その2 「安住の地」編 その3 「最初のティーチング」編 その4 「まるで耳を傾けていなかった」編 その5 「イスラエルの悲しみ」編 その6 「それが自然農の畑だ!」編 ● 公式HP Body curiosity ● セラピスト向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● 野見山文宏 プロフィール ● izuyoga クラス スケジュール ● 無料メルマガ登録 のみ友通信 ● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」 ↓ 楽天ブックスリンクです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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