Dual Life ~ 行き来する暮らし

一連のモゾモゾを経てようやく目が覚めた！

ええぃ、この数日かけてやってきたことは
全部ちゃぶ台返しじゃぁ～！
はぁ～効率化の名のもとに、一番大切なことを
危うく捨て去ってしまう所だった。



昨日お風呂に入りながら
僕の講座に申込んでくれる人のことを思っていた。
ほとんどの人が本を読んでくれていて
メールには申込の文面だけでなく
熱烈に本の感想を書いてくれていたり
僕もそういうのすごく嬉しくて、丁寧にお返事を書いたり。
確かに忙しい時には大変なこともあるけど
それが僕にとっても活力となったりする。
僕はそういうことが好きだし何より大切にしたいんだ。

・・・・

僕が苦手なもの、それは
宛名も文面も全部印刷された年賀状。
自動販売機がコンピューターの音声で
「ありがとうございました」というやつ。
国会質疑で、決められた文章を
さも感情的に読み上げるやりとり。

逆に好きなのは
コンビニのレジでマニュアルだけでない
ちょっとした声掛けや対応をしてくれた時とか
ネット通販でもその向こう側に生身の人間がいて
親身に対応してくれる時とか。

・・・・

情報や知識だけなら
ＤＶＤやネットでいくらでも得られる。

でも僕の提供したいものはそんなんじゃなくて
血の通った生身のやりとりでしか
今ここの体験を通じてしか得ることの出来ないもの。

ようは通っているかどうか？
行き来しているかどうか？
呼吸して息づいているかどうか？
そういうことなんだとしみじみ思った。

・・・・

気づけてよかった！
ネットやシステムの便利さや効率性を
上手く生かしながらも、そこに血を通わせたい。
そんな僕らしいやりかたを貫きたい。