2019/09/17(火)21:40
神様ならどうするだろう?
「神様ならどうするだろう?」
自然農って、そんな問いを大切にする農法です。
例えば、葉っぱを食べる虫って「ワルモノだからやっつけなくちゃ!」ってなりますが
もう少し長い時間軸で俯瞰すると、その虫が存在することで、カマキリは餌を得ることが出来、畑の生態系が保てているのかもしれません。
複雑に絡み合う畑という生態系で起こることは、何が善く何が悪いのか?その判断が非常に難しいのです。
もし判断基準があるとしたら、それはオーケストラの指揮者のように「なんかいい感じ」という右脳的、感性の世界でしかやりようがありません。
それが「神様ならどうするだろう?」という冒頭の問いです。
けれど、ここで忘れてはならないのは、畑に立つ私たちは人間であるということです。
永遠の時間を有する神様ではなく、寿命があり締切がある人間だということ。
明日野菜が必要ならば、目の前で葉っぱを食べてる虫をやっつけちゃうのも仕方がない・・・。
・・・
その意味で自然農というのは、神さまと人間、ズームアウトとズームイン、その2つの視座の中で葛藤し、行き来しながらも、実際に野菜を育てていくやりかたと言えます。
とっても面白いけど、とっても難しいです(笑)
自然農について詳しく知りたい方は こちらのコラムをご覧下さい
● 公式HP Body curiosity
● セラピスト・ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール
● 野見山文宏 プロフィール
● izuyoga クラス スケジュール
● 無料メルマガ登録 のみ友通信
● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」
↓ 楽天ブックスリンクです