“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2017/11/11(土)12:58

チャテオあくさん(広島市中区)

大久保一彦の二つ星西日本(233)

「飲食店のための勉強代行業」の大久保一彦は、広島の二日目の夜でございます。 昼の『鮨なか』のランチの満足度が高かったので肉をと思い食べログを検索して、見つけたのが『チャテオあくさん』。 食べログによれば「燻製の素材はカキ、極上和牛、穴子、フォアグラ、旬の海の幸、牛乳、リンゴや野菜を用い、それぞれ手造り発酵調味料(自家製が全て)を用い、温・冷、炙り、蒸し、揚げ、醸し等の燻製を利用して作り」と言います。 ホームページを見るとかえるちゃんも“いいね”を押していたので、50年近い歴史のある店、早速お電話です。  場所は十日市町駅のそばのビルの二階にあります。  早速店内に入るとカウンター席に通されます。 「となりに鞄をおいてください」ということでゆっくりできそうです。  肉系の店によくいる雰囲気の店主がメニューを持ってきました。 カウンターの中には金髪の若い男性スタッフ。その横に童顔の女性。 何か不思議な店です。 「今日はどなたかの紹介ですか?」かえるちゃんの話をするが店主は知らないようだ。 【一皿目】 自家製の生ハムと近郊のこだわり野菜のサラダ なかなかの一品ですね。 【二皿目】 燻製盛り合わせ 牡蛎の燻製、いぶりがっこ、蛸の燻製、穴子の燻製、鯖の燻製、スモークサーモン。 スモークサーモンは先味がチーズのようです。 でも、きくとやはりサーモン。麹で前処理するようです。 ヒューゲルのゲブルツと合わせてくれましたが、これはなかなかです。 【三皿目】 玉子の燻製とトースト トーストの上にのっているのはフォアグラのパテと葡萄の燻製だと思います。 もしかしたら燻製したフォアグラかもしれません。  二皿目を食べているとカウンターの女性スタッフが話かけてきた。 「岡崎さんをご存知ですか?」 私は、「昨日『恵比須軒』でだみ声の浪速男と三人で食事してたんですよ」 と答える。 S1でお世話になったということで、浪花男に大阪を案内してもらったというから世間は狭い。 「ところで、おっちゃんとふたりは親子ですか?」とこの店のミステリーを聞いた。 【四皿目】 メイン 肉の燻製盛り合わせ 左は玉ねぎの燻製、右端はフォアグラの燻製。 あとは広島産A5ランクのロースの芯などの燻製盛り合わせ。 おいしさが凝縮しているというが、生の肉と食べ比べていないのでよくわからないというのが正直なところ。 個人的にはメインはステーキのほうが好きかな。 まあ、人生いろいろやりかたいろいろということでいいんでねーけ。 つけ合わせの“大根のサラダ”。 「一緒に食べるとさっぱりします」というトーク。 感想は「なるほどぅ」といった感じかにゃ。 【お食事】玄米ご飯ともやっけ もやっけはずっと出している名物商品らしい。 もやしをユッケのように食べるからもやっけか。 混ぜて食べる。納豆がアクセント。 まあ、これはこれでいい。 【デザート】 フルーツの燻製  発酵、燻製は今、勉強代行業として研究中のテーマ。 フィーチャリングのネタに考えております。 もうちょっと、勉強してみようと思った店でした。 面白い店ですね。 チャテオあくさん 広島県広島市中区西十日市町8-6 隆杉ビル 2F 電話 082-296-0316 ※残念ながら閉店しました。

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