“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2022/02/12(土)16:21

野草ワークショップ初日

大久保一彦の野草のワークショップ(30)

野草ワークショップ初日  ワークショップの初日の朝を迎えた。 ラベンダーが咲いている。 こちらバレームのラベンダーは60種類あるラベンダーの種類の中で唯一ラベンダーと称すことができるAOCだ。  午前中はまず自己紹介をして、それぞれの野草に対する思いをコミュニケ―ションした。 その後、庭にある野草の説明をフランソワが始めた。  まずは、太陽の熱を活用した調理器具でラタトゥユの準備。 桂子さんが準備しているのがBタイプ。  印象的だったのが、フランソワがこの地を選んだわけ。人の手がかかっていない場所を選ぶために、南フランスの地図を広げ村の名前がない場所を選んだという。61ヘクタール。1981年に購入を決断したが、13人に所有者がいたため、この地を手にするまでに3年かかり、1984年に購入することができた。 三つ葉のニュアンスがあるエゴポッドは特に若芽は三つ葉とそっくりだ。 苦味はあるが香りがひじょうによいタンジーはチョコレートにあうそうだ。 ギモブ(マロー)はベロアのような触感で、ハーブティでよく使う。 夕食でワークするベスはハナウドという和名で、茎と葉を食べる。 ニガヨモギは昨日のアブサンで使っていた野草で、黄色い小さな花でいい香りだ。だから酒で使う。 エピエールデボアはマルク・ヴェラがセップの香りを見出したとフランソワが言う。 夜、ワークで使う。ちなみにシソ科の特徴は、葉っぱが対になっている(対性)、花も対、茎が四角というのが見分け方のポイントだそうだ。 その他、京都のワークショップでもみたレモンバーム、仏名マントポワーブレというペパーミント、ハッカセイミントを見てランチに入った。 夕食 桃とトマトのサラダ ~ラベンターの風味をつけた蜂蜜とレモンのコンフィのソース ハナウドとジャガイモのグラタン レモンを加えたエピエールデボアのソルベ 品川はぎを使ったガレット 本日のおすすめ ​ ナチュラリストのための食べる植物栄養学 [ フランソワ・クープラン ]​

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