“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2018/11/06(火)10:04

≪職人技の40日の熟成牛と小倉や豊前の海の恵みを生かしたパスタうまし!≫ラ・パペリーナ@北九州市小倉

大久保一彦の二つ星西日本(235)

≪職人技の40日の熟成牛と小倉や豊前の海の恵みを生かしたパスタうまし!≫ラ・パペリーナ@北九州市小倉 ~シェフはちょいHENKOだが、腕は間違いない、職人技の40日の熟成牛と小倉や豊前の海の恵みを生かしたパスタは日本屈指だと思います~  オーナーシェフの大野さんから「いい雌の和牛の仕入れ先をようやく見つけて、ついに熟成牛が完成した」ということで、またこちらへ。  さらしに巻いて、40日くらいで熟成させるそうだ。 ドライエージングは湿度の高い熟成庫に入れて真っ黒な店も多いが、大野さんの熟成方法は、さらしを朝晩変えることで、湿度を保ちながら熟成する方法。色はピンクできれいです。  まずは、ミネスローネ。 野菜を蒸し煮にすることで引き出す甘さ。 本来は家庭料理ではありますが、レストランでつくるとさすがにうまい。  続いて、ステーキにするときにトリミングした端材を使って作ったバチナーラ。 煮込み、すなわち、シチュー。ローマの郷土料理である。玉ねぎ、人参で煮込みアクセントに、仕上げる時にセロリを加える。こりゃ、絶品。 熟成した和牛は、加糖したような甘さ。しかし、これは肉から出るコクの甘さだ。  さて、さて、さて・・メインのステーキのお勉強。 ソースは少し酸味のコクある紫蘇ソース。外ももなのに、この柔らかさ。さすが、バッジを持っている超ベテラン料理人の技ですね。 この肉の甘味はソースはいらないくらいですよ。  こちらの熟成牛は、京都の『キャルズイエム』の茂ちゃん並みですばい。 8月から、熟成牛のコースを始めたようですが、これはブレイク間違いなし。 その焼き脂を使ったフライドライスがたまらん~ 関門海峡のワタリガニにはたどりつけないな・・ ラ・パペリーナ 福岡県北九州市小倉北区船場町12-3 小倉紫河’S2 2F 電話 093-522-0688

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る