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飲食店の勉強代行業の大久保一彦は三重県は桑名市に出没しています。
今日は蛤の名店日の出にてお勉強です。 旧暦の上巳のころ蛤は徐々に大きくなります。 連休明け、ねっとりとし始め、七月下旬、卵がぱんぱんになり、食通をうならせます。 この蛤の最大ピークに、幸運にも『第三春美鮨』の長山校長に、こちらのお店のプラチナシートを確保いただきました。感謝。 蛤には三つの種類があり、こちらの桑名の蛤は、潮薄く、波が小さい汽水域に生息する希少品。 殻が薄く、身が柔らかく、乳白したエキスには旨味がある。 平成7年に年間1トンまで漁獲高が落ちたが、多大なる努力にて、25トンまで復活した。 今宵は、四年生の蛤で蛤鍋を、とてもでかい八年生、六年生、四年生の大中小の蛤で焼き蛤を勉強します。 マッチ箱と比べてください。 桑名の蛤には年輪があり、この縞模様が年生を現します。 8つあるようで、8年生だそうです。 今日はふたりで、こんなに勉強することになるようです。 まずは、鰹と昆布の鍋出汁で、最初の蛤を。 ぷくっとした身は実に美味。 そのままでも十分うまい。 酢橘、ゆず胡椒、一味唐辛子があしらわれているが、そのままでも十分。 しかし、順番に試すが、しっかりしたボディある味わいは、薬味にまけることもなく、うまい。 二回目の蛤は、滲みでたエキスが蓄積して、旨味がましている。 ここで、ところてんに出汁を含ませて提供される。 焼き蛤が来る。 桑名の名物だ。 滲みでたエキスがおいしい。 酢橘が合う。 大きな八年生の蛤は卵がぱんぱんで、ねとっとしており、岩牡蠣のようだ。 天婦羅は、桑名の海苔で巻いて揚げている。 これがまた美味。 三回目の蛤が来る。 もはややばい。 滲みでたエキスで白濁した鍋に豆腐と野菜が投入される。 汁を染み込ませた豆腐もうまい。 〆は雑炊。 大内山の苺のかき氷で、あっという間に食事は終了した。 日の出 (ひので) 三重県桑名市川口町19 電話 0594-22-0657 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.06 17:18:03
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