2015/11/02(月)10:50
あごおばさんの健康弁当
松江に“あご弁”と呼ばれ、愛される手作り弁当があります。
実は、このキャラクターの産みの親は私です。
ストーリーとしては、「あごを食べ過ぎて顎が大きくなった“あごおばさん”」
“下町ロケット”のような話ですが、10年ほど前、食中毒やらで、価格競争やらで、こちらの会社は厳しい環境にありました。
HACCPの導入をすすめる加藤光男先生より、こちらをなんとかして欲しいと紹介を受けました。
私は、このエリアの宅配弁当店の環境分析をしました。
価格競争、過当競争になっている → どこの業者がどう違うのかの認識がない
価格競争の原資は、卸の在庫処分品 → 安さが軸での営業フレームの当然の結果
形式的な栄養計算。
苦境に陥ったときの私の方程式。
「どうせ潰れるなら、やりたいことをやりきって潰れよう!」
そこで、どの弁当屋もやっていなかった、すべて手作りを目指しました。
なぜ、手作りにしないか?
それは、食中毒のリスクがあるからです。
まず漬物 →ソルビン酸漬けの既製品が安全です。
~常温でも一日持ちます。
その全部手作りの決意を、「料理上手、味見大好き」なあごおばさんに込めました。
しかし、あれから十年、フレームというのは歪みます。
写真をご覧ください。
“未来像”を維持することは大変です。
だから、定期的なチェックが必要なのです。
だかこそ、塾生に訪問指導、セッションをつけたわけです。