テーマ:グルメな仕事(992)
カテゴリ:経営者のための連続コラム
所得の増加の要因
所得の増加にはどんな要因があるだろうか? まず、前提として、需要と供給のバランスが需要>供給でバランスが崩れていないといけない。 例えば、市場において需要より供給が極めて少なく、サービスを受ざるを得ない、買わざるを得ない状況であれば、多少無理してでも高い価格で買うだろう。 では、需要と供給のバランスが崩れた状態というのはどういう状況だろうか? まず、急激な成長期である。 市場導入期から成長期にかけてである。 かつ、人口ボーナスが重なると、所得は倍増する。 しかし、人口ボーナスが落ち着き、価格競争のフェーズに入ると逆に、労働者の賃金は切り詰められる。 代替え性の高い一般労働者は特に賃金が時間・単価の面で切り詰められる。 代替え性が高い一般労働者とは、パートアルバイト、新卒採用者、単純労働者である。 低成長の時代は、賃金が上がらない。 しかし、日本は少し違う。 働き手となる生産年齢人口や人口が激減するからだ。 サービス業が労働者の雇用の中心となっていることに鑑み、これから、サービス業における賃金上昇は相当なものになる。今のうちに、募集時給が3,000円で成り立つ生産性を高めないといけない。 あるいは可処分所得倍増のほうが簡単かもしれない。 そうできないのであれば、ワンオペ高付加価値、飲食店を創らないといけないだろう。 可処分所得増加、これが大きなテーマとなる。 可処分所得増加がてきる飲食店をつくることがこれからの時代必要になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.23 01:50:38
[経営者のための連続コラム] カテゴリの最新記事
|
|