カテゴリ:大久保一彦の二つ星西日本
≪料理おいしく、上田さんのすばらしい肉が食べられます≫いろりダイニング三國(兵庫県豊岡市)
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦の但馬地方の旅、最後のレポートは、日本最高峰の畜産家の一人、上田伸也さんの“但馬玄”が食べられる『いろりダイニング三國』をお邪魔し、勉強します。 ※上田さんのすばらしい牛につきましては、私のブログをご覧ください。 今日は、手違いで宿泊者分しか予約しておらず、急に人数追加とあいなり、親父を怒らせてしまった。 宿泊者主体のレストランゆえ、失礼つかまつり候。 こちらはいろりダイニングというだけあり、いろりの形態のロースターです。 このロースター、雰囲気があって良いですね。 まずは、前菜から・・ 甘エビの子和え 牛すじ煮込み 腿肉たたき風ローストビーフ ワインは杉本さんの“チガイタカハ”をば・・ 本日の献立 じゅんさい、牛骨とチマキのコンソメスープ クリアな味のコンソメスープとても美味しい。 ローストビーフのサラダ 本日の炭火焼は、・・ みすじ、さんかく、サーロイン。 肉の色がいいあずき色ですね。 竹野海岸の塩 300年続く神鍋高原北村山葵 神鍋高原の白炭 美味しんぼに登場の田沼さんが作る炭。 でいただきます。 みすじの赤身が素晴らしいです。 やはりおいしいですね。 融点が12.4度で不飽和脂肪酸の組成が70%以上ということで脂がとても軽いです。 ちなみに、融点が低いと言われている“尾崎牛”ですら25度ありますからね。 一方、脂が軽いのに赤身の味わいの深さが凄いです。 カイノミらしいカイノミ。 赤身の小豆色がいいですね。 塾生の跡部さんの『旬熟成』の肉のような濃厚さ。 そして、脂に糖質が多いのでしょう、脂が甘いです。 抗生物質は天然系の2種しかなく、しかも戻し堆肥にしたので、圃場の殺菌もなしで超安心。 餌もノンGMO(遺伝子組み換えの配合飼料を一切使っていない) この肉を食べてしまうと、他の肉の味がしないようになぜでしょうか・・ 最後にご飯 ご飯にはカレーがつき、おかわり自由だそうです。 あれから、イタリアのスローフード協会からオーガニックのお墨付きもいただいたようで、豊島さんの店にも入るといいですね。 楽しみにしています。 親父は怖いが腕は間違いないということですね。 いろりダイニング三國 兵庫県豊岡市城崎町湯島219 小宿 縁 2階 電話 電話 0796-32-4870 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.13 13:08:23
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