テーマ:グルメな仕事(992)
お客様がドリンクを注文してくれないとお嘆きの方へ!
まず、なぜドリンクを頼んでくれないかを真剣に考えるべきだと思う。 多くの場合、頼みたい料理もないし、頼みたいドリンクもない、あるいは、水で十分な店づくりとか。 飲食店は店内に入ったらほとんどの人はひやかしでは帰らない。 だから、来店したら、買ってくれるものと思っていないだろうか。 時間をかければ、郊外でも焼肉屋でもワインが半端なく売れるようになる。 それは千葉の『カステッロ』や大阪の『万両』が証明してくれた。 百歩譲って、非常識なお客様が来たしても僕はそういうお客さんを呼んでるのは、結局お店自身の問題だと思う。 縁があった人というのは今の自分や店の状況を示唆するものだと思います。 損得ではなく、まず、お客さんに喜びを与えることを考えねばならない。 そういう姿勢でお客様の行動は変わるし、店の雰囲気は大きく変わり、ドリンクを頼まないと申し訳ないという心を生む。思いやりとか慈悲の精神という話ではない。 善い心は循環するし、悪い心は悪い心を呼び寄せる。善い心とは、ずっとつきあいたい人に対する心。悪の心は、もしかしたら今回限りという心。人はただ、相手によって心を使い分けるだけ。確かに、どちらかが強く出る場合もある。でも、必ずしもではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.21 09:34:06
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