テーマ:食事メモ(1720)
カテゴリ:大久保の一つ星(愛知より西)
《名物“恐い女将”の教育的指導に酔いしれるマディズム極み》得仙 (とくせん) @名古屋市
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は名古屋に出没中です。 今日は、塾生の女将から、名古屋に予約がとれない“鮟鱇鍋”の店があり、ぜひ「コンサル目線」の審査して欲しいという要望があり、席も用意してくれているということで、早速出没してみます。 店は、錦通りと広小路の間の川沿いの通りにあります。 地図を頭に入れて徒歩にて向かいましたが、すぐ店の場所はわかりました。 店内はお部屋がふたつあり、部屋単位の予約で、常連さんが訪問のたびに予約を入れるシステム。 したがって、新規は、常連が離脱したときに入るというシステムのようです。 年に一度、常連向けに予約をとる名古屋方式に似ていますね。 店内に入りますと、とても品の良い女将様が正座して深々と頭を下げ、迎えていただきました。 私は、このような歓迎がとても不思議に感じました。 と言うのも、紹介者の説明では、この店の特徴は恐い女将、そして「注文の多い料理店」というのが前情報です。 この品格ある女将さんからは、恐いとか注文が多いというのはとても想像できなかったのです。 私たちのお部屋は4テーブルあります。この部屋の予約の場合は、4名づつ16人集めないといけないそうです。 今回は、各テーブルにリーダーをおき、そのリーダーがメンバーを集める仕組みのようです。 私のテーブルの世話人は広瀬さんです。 後ほど、写真が出てくると思います。 テーブルに着くと、炭を下に敷いた鍋がおかれます。 これが絶妙で、この後、火加減せず、鍋の状態を保ちます。 最初に赤身の刺身です。 とりあえずという感じでしょう。 コメントは控えさせていただきます(笑)。 まず、醤油ベースの濃いタレを入れた鍋には伊勢海老が入れられます。 そして、牡蠣。これらで出汁をとるとのことです。 鍋のタレを大きな蓮華のようなとんすいに入れ、そこに鮟肝を入れて準備してくれます。 このタレを飲んではいけないのが、こちらの店の掟です。 もし、飲むと女将さんの教育的な指導が入ります。 その後、鮟鱇の皮や臓物などが入れられます。 ここから鮟鱇鍋が始まります。 茨城の“どぶ汁”とは違いますね。 どこにもない鍋ですね。 和らぎ水もいけません。 常温のウーロン茶を飲むのがこちらのおきてだとか。 腰が悪い人のために、椅子を用意してくれます。 遠慮なくお願いしましょう。 〆はひとりお茶碗いっぱいのお米で雑炊です。 女将の味のうちですね。 私にはとても品のよい女将にしか見えませんが、悪おやじが女将に怒られることに喜びを見いだすのでしょう。 言うなれば、“恐い女将”の教育的指導に酔いしれるおじさんのマディズムにはまっているのでしょう。 得仙 (とくせん) 愛知県名古屋市中村区名駅5-25-6 電話 052-541-2755 HP: http://www.toku-sen.co.jp/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.20 22:00:32
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