テーマ:フレンチ(282)
カテゴリ:大久保一彦の一つ星の店、ホテル
《カジュアルにこだわる高三潴シェフの高い技術の安心できる料理》奥沢サクレクール(Sacre Coeur)@世田谷区奥沢
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は奥沢に出没しております。 今日は家庭教師先の畜産家の営業マンと塾生回りをしております。 夜は、『奥沢サクレクール (Sacre Coeur)』で食事をしながら、お勉強したいと思います。 奥沢というと『入船』さんですが、その横を抜けていくとしばらくして店はあります。 高三潴(たかみずま)修シェフは、マルク・ヴェラ氏の『オーベルジュ・レリダン』、ニッコードパリ、『ホテルドミクニ』を経て、こちらを開店しまして、13年になります。 こちらのレストランはムッシュ・ヴェラつながりで知り合いましたが、長いつきあいになります。 まずは、アイマトンの扱う鹿のお勉強をしました。 北海道は冬は行きに閉ざされるので、蝦夷鹿は10月~11月をピークに餌がないためにやせていくそうです。3月になると脂もかなりなくなるそうです。 逆に5月の新緑の季節から新芽を食べ始め、これから脂がのり鹿らしい香りが出ので“夏鹿”がうまい、と営業マンのレクチャ。 まずはアミューズから。 オリーブは軽く油でソテしています。 白アスパラとババロア 軽快な前菜ですね。 鰯のフリット、サーモンのマリネ、槍烏賊の取り合わせのサラダ仕立て 桜海老のパン粉のアカハタ 赤紫蘇のソース、穴子に焼きリゾット。 面白い取り合わせながら、ほっとするおいしさです。 熊本赤牛のローストと茄子 晩柑とカカオのブランマンジェ ダークチェリーのロールケーキなど。 カジュアルにこだわる技術の高い高三潴シェフが作る料理は、安定感たっぷりですね。 減点材料が見当たりません。 近くにあったらいい店の典型的な店ですね。 こういう店があったら、今風なワインビストロでチョイ飲みはせいへんで。 奥沢サクレクール (Sacre Coeur) 東京都世田谷区奥沢3-12-6 電話 03-3726-0234 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.08 13:09:56
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