テーマ:日本料理(368)
カテゴリ:各地名産品及び各地名物料理
《郷土料理“具雑煮”発祥の店》姫松屋 本店 (ひめまつや)@長崎県島原市
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は長崎県は島原市に出没しております。 今日は、“具雑煮”なる郷土料理のお勉強をしたいと思います。 “具雑煮”発祥の店、『姫松屋 本店 (ひめまつや) 』に出没です。 まずは、『姫松屋 本店 (ひめまつや) 』のホームページ(http://www.himematsuya.jp/ )から由来をば・・ 「具雑煮」とは島原半島地域で正月などに食べる独特な雑煮のことです。この「具雑煮」の由来は、寛永14年(1637年)の島原の乱のとき、一揆軍の総大将であった天草四郎が3万7千の信徒達と共に原城に籠城した際、農民達にもちを兵糧として貯えさせ山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き,栄養をとりながら約3ヶ月も戦った時のものが始まりと言われています。これをもとに文化10年(1813年)、初代糀屋(こうじや)喜衛ェ門が味付に趣向をこらして生み出したのが「具雑煮」のはじまりと伝えられています。2代目姫松屋嘉久平により屋号を姫松屋として現在に至っています。「具雑煮」の温和な味は島原の郷土料理として有名です。 外観はなんだか、以前行った、佐世保のレモンステーキの店『本陣』のようですね。 早速、具雑煮(並)900円を注文してみます。 こちらのお店、名物の“具雑煮”にはバリエーションがあり、具雑煮定食は2100円ながら、お刺身までつく模様です。その他、とんかつ定食から幕の内弁当まで品揃えがあり、地域のニーズも満たしている模様です。 さて、その具雑煮ですが、上には丸餅がのっています。やや薄めのふわふわの丸餅の下を覗くと、玉子焼き、三つ葉、椎茸、高野豆腐、竹輪、ごぼう、竹輪、白菜、焼き穴子、蓮根、鶏肉と出てきます。 味わいはお出しの味わいですから、優しく、体がとても温まります。 海、里、山の食材がとても良いハーモニーです。 おいしくいただきました。 女性スタッフの接客も優しく、続いて欲しい良店ですね。 姫松屋 本店 (ひめまつや) 長崎県島原市城内1-120 電話 0957-63-7272 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.07.23 19:35:07
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