“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2020/01/29(水)13:35

《あまりにもマニアックなワイン屋》紺野酒店@堺市・上野芝

大久保一彦の二つ星と三つ星の間(285)

《あまりにもマニアックなワイン屋》紺野酒店@堺市・上野芝  飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は大阪は堺市の上野芝という駅に出没しています。 お目当ては、数日前にオープンしたワイン屋を併設している一軒家レストランです。  店に到着すると、早速、オーナーの紺野さんのプライベイトレッスンが始まりました。 本日、一緒に受講するのは『ミチノトゥールビヨン』のソムリエ&支配人の原さんです。  まず、紺野さんはここに移転する前、というかなり前の1980年代後半からワインを集めだし、現在の株式会社ミレジムの代表シンガー・アーネストさんの指南を受け熟成用の低温セラーを作り、ポテンシャルのワインを熟成し始めたそうです。 今回のセラーはその完成版だそうで、なぜ、このようなセラーを作るのかというとワインの長期熟成に良くないのが、光と温度の変化と振動だそうで、その要因を排除したのがこのセラーということだと。  そういえば、先日、クリュッグの本国からいらっしゃった方のプライベイトレッスンで、「なぜフランスで飲むクリュッグと日本で飲むクリュッグが同じ銘柄なのに違うのか」ということをしつこく聞きましたら、「あああれはボトルショックね」と言われて、みんな納得したところです(笑) このセラーで寝かせると、クロド・デュガのような素晴らしいフランスのドメーヌのワインであれば、畑の名前のない、例えばブルゴーニュという表示であったとしても驚くべき味わいになるそうです。 素晴らしいワインがあります。 ボトルを見るだけでも幸せになれます。  さて、お食事をしましょう。 連れの原さんは、オープン記念のシャンパン付きの前菜2,000円をば。 前菜付きはもうじき終了するそうです。 私は、塾生の売上貢献がメインなので、レギュラーメニューをば・・ シャンパーニュを飲んで、肉料理のついたランチ2,200円(税別)とワインをグラスで行きたいと思います。 まずは、シャンパン。ブルーノ・パイアールです。 ロブションも確かブルーノ・パイアールだったと思います。 本日は2002年。 計算苦手な臭いを感じますが、・・ 熟成感があって、これはうまい。 サラダから・・ 続いてコーンポタージュです。 ご飯と一緒に味噌汁の時もあるそうです。 続いては、ベルナールモローの1999年のサシャーニュ・モンラシェ 1erのマルトロという畑のもの、ブルーノ・パイアールを飲んだから、優しく感じますが、うまい~ こちらは追加のローストチキン。 シェアします。 デュガの1999年ブルゴーニュと1999年ジュベシャンいきましょう。 ふつうはこれだけ少量だと、時間が経つとどんどんおいしくなりますが、さすが、デュガ!!! どんどんおいしさが伸びてゆきます。 『ひらまつ』など名店にいた原さんですら、目を丸くして驚いています。 やばい。やばすぎる~。 〆はシチューとご飯です。 奥様の手料理も、ええ!!!! でも、ご飯、やや固い! プチデザーとカフェがつきます。 塾生の塾生ワイン。 お世辞でなく、もりもりでなく、このワイン飲むなら、東京から来る価値ありますね。 ワイン好きなら未知の味が味わえます。 紺野酒店 大阪府堺市西区上野芝向ヶ丘町2丁17ー10 072-277-3054(電話が開通しました!) HP: ​https://e-wine-konno.com/​

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