“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2022/10/10(月)18:02

サイゼリア研究

ジェームズオオクボ書店(12)

サイゼリア研究  今、村山シェフに触発されてサイゼリアを勉強しています。 ​ なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? [ 村山 太一 ]​ 『サイゼリア』のオフィシャルサイトにあるサイゼリアが目指す「製造直販業」についてご紹介を引用します。 ​​衣料品業界で頭角を現した「SPA(販売から製造(開発)までを単一の業者が行う業態)」のように、サイゼリヤは外食業において「製造直販業」を目指しています。製造直販業とは、お客様に直接料理を提供する店舗を持つ企業が、自ら商品開発~食材の生産~加工~配送まで一貫して行う形態のことです。サイゼリヤではわずか十数店のころから1000店舗を視野に入れ、60年構想で製造直販体制を築いてきました。 製造直販の最大のメリットは、品質と価格を自分たちでコントロールできるところです。お客様に提供したいおいしさを実現しようとした時、おいしさの基準は自分たち以外には非常に伝わりにくいものです。加えて、中間に様々な人手が介入すればするだけ意思が通じなくなるばかりか、コストが嵩んでいきます。サイゼリヤは自ら産地に赴き、素材の開発、素材の採り方、保管の仕方、加工の仕方、輸送の仕方に至るまで、すべての工程に踏み入り、品質の向上とムダの削減に取り組んでいます。 サイゼリヤ農場での種や土壌・栽培方法の開発研究、ソースやハンバーグ加工の自社工場の運営、自社工場からの毎日配送など、まだ道半ばではありますが、レストランの運営に留まらず、素材開発から加工製造機能を自社で持つことにより、外食業の真の産業化を目指しています。食を素材からお客様まで。サイゼリヤはとことん追求していきます。​ ​正垣泰彦社長のインタビューも​参照ください。 「絶対に値上げをしない」と公言するのがサイゼリヤだ。 値上げラッシュの食品業界にあって、ミラノ風ドリア(300円)もマルゲリータピザ(400円)も据え置きのままで勝負するという。 なぜ、「値上げをしない」と断言するのか。NewsPicksは創業者の正垣泰彦会長を直撃した。 訪問録は後ほど

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