2024/07/17(水)17:49
お客様の目
お客様の目
私のお客様は、食品スーパーや唐揚弁当店のような日常使いの店から、客単価、3万円とか、中には5万円を超える高級レストラン、それからお宿やお宿のレストランと幅広いです。
私がご縁をいただきながら大切にしているのがお客様の目です。
お客様の目には何が見えているか。
例えば、お宿やお宿のレストランや高級レストランと行ったハレの日に利用の店の場合は、新規客の目線が大切だと思うのです。
初めて利用のお客様は、店にあるもののほとんどが見えず、トイレの位置すらわかりません。
だから、提供する情報は三つくらいにしないといけないわけで、そうしないと店であったできごとなんて殆ど印象に残りません。
細かい小事にばかり目がいきすぎると、本当に重要なことが見落とされたり、やってなかったりします。
従業員も三つくらいやるべきことが決まっていたほうが良いです。
あと、お客様は店のスタッフが思っているほど、飽きることはないのです。
近場のランチでも無い限り、同じ店への飲食店の利用頻度はせいぜい利用して月1,2回です。
なぜなら、店がはじめてかそんなに頻繁に利用していないですからね。
お客様を飽きさせない、これは多くの場合従業員が飽きることに起因します。
ワンパターンに。
一方、日常使いの店は、マンネリ化とその精度が大切です。
そして、時におお!と思う心ときめき提案が必要です。
働いていると新商品に目が行きがちですが、まずは、定番の精度を上げないといけないです。
私が『新宿さぼてん』にいるといろいろな店を回り、調理を手伝いが、私が売場に入ると海老フライが売れます。それは陳列している海老フライが輝いていたからだと今でも思います。
同じことをしていて、差が出るそれくらいの精度が日常使いの店には重要です。
大久保一彦の本
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