《サービスはよい、料理はある意味ホテルらしい》志摩 @三重県志摩
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は、伊勢志摩に出没しております。夜は、『ホテル志摩スペイン村』の一階にございます『志摩(日本料理 志摩)』でお勉強しようと思います。今日は、夏休みのウイークデイにあえて予約しないで、どんな料理がでてくるかをチェックしたいと思います。 メニューブックを見ると、コースの品揃えが7,128円~11,880円の4ライン。にぎり寿司懐石6,583円、手ごね寿司懐石5,349円、志摩御前3,600円。あとアラカルトとなっています。にぎり懐石以降はフリー客への対応と思われます。懐石コースの中は、季節の・・で逃げていますが、いくつかフィックスされたものがあり、蛸の柔らか煮、伊勢エビ、鮑の柔らか煮、牛のカダイフ包み揚げです。場所柄か、アラカルトは伊勢海老を売りにしているようで、伊勢海老雑炊が料理長創作料理とのこと。ピークの寒暖差の激しい場所でかつフリーのお客様に対応しないといけない苦肉の品揃えのようにも見えます。(コンサル目線はのちほど)先付けは白和え。タイムスリップしたような、クラシックな入りですね~続いてはごく普通の茶碗蒸し。小海老に鶏肉などが入っています。続いては、サザエの壺焼きがふたつです。伊勢志摩と言うことで、こうなるんでしょう。悪くはないですが、見た目通りはあります。天ぷら、野菜と保水剤のきいた海老。上質とはいえないで法が、揚げ加減はまずまず。ただ、こちらのレストラン、サービススタッフが良かったですね。「ちょうど花火が始まるので、テラスでごらんになりませんか?」と。こういうのは、家族で勉強に来ないとわからないですね。こういうサービスがあるから、閑古鳥が鳴かないと言えるでしょう。さて、メイン・・赤だしはアサリのキノコの変わり種。手ごね寿司です。白身と赤身から選べますので、こちらにしてみました。マグロは背でシモの部分のせいか、すじっぽさはあります。漬けにしてあります。ショウガのアクセントがある酢飯。まあ、これはこれで、万人受けするでしょう。 半月前に南紀白浜の『よし平』でマグロ茶漬けを1,380円で食べたばかりなので、よりそう思いました。あちらは勝浦のとんぼを使っていましたが、あちらのほうがまぐろらしい味わいがあったように思います。デザートはゆずのシャーベット。グリーンハウス時代を思い出します。ちなみに、こどもはハンバーグの単品1,800円を注文したが、こちらはボリュームがあり、悪くなかったです。コンサル目線 料理は悪くはないが、価格を考えるとどうでしょう。ホテルだから仕方ないと言えばそうですが、コスパ感は重要に思いました。このてごね懐石を食べると上の価格は次ないですね。繁忙の差が激しいことはありますが、おいしさの落としどころを値段なりに設けたほうが良かいと感じました。 いいサービスをしてくれただけに、もう少し、料理の水準が高ければなぁと思いました。志摩(日本料理 志摩)三重県志摩市磯部町坂崎952-4 ホテル島志摩スペイン村 1F電話 0599-57-3511