テーマ:海外旅行(7600)
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![]() 2015年~2016年の年末年始はポルトガル旅行にしました。 今回は旅費を節約する為にターキッシュ航空(以下、TKと表記)にて成田空港からイスタンブール経由でポルトガル・リスボンへの旅となりました。 成田からイスタンブールまで約10時間、イスタンブールからリスボンが約7時間と、えらく遠回りになってしまいましたが、ポルトガル旅行を決めたのが12月の第2週目ということもあり、12月26日の出発までにあまりにも時間が無い、アワード(特典航空券)もとれない、お金も無いと、無い無いづくしだった為、ヒデさん(HIS)にて超破格の航空券に決めました。しかもオールエコノミー!!地獄や・・・。 12月26日の仕事を終え、エアポートリムジンで成田空港へ。TKのチェックインカウンターにてさっそくアップグレードを申し込みビジネスクラスにアップグレード成功!まずはやれやれ(^_^;) 出発時間までラウンジで飲み食い。ANAラウンジではカレーライスときつねうどんをいただきました。 前回、バルセロナに行く際にもTKを利用しましたが、食事が美味しかったというイメージがあったんですが、今回はパスタにかかっているチーズが口に合わず・・・。 さて、乗り換え地のイスタンブールですが、今回は乗り継ぎ時間が7時間くらいあったので、TKのサービスで「乗り継ぎ時間が6時間以上の人限定でイスタンブール無料市内観光が出来る」というサービスを申し込み。 詳しくは友達の友達、 シニア旅人さんのページ イスタンブール空港に到着後、乗り継ぎゲートを抜けると昇りエスカレータに乗り出発階に行くことになります。で、一旦、TKラウンジでお茶してロッカーに荷物を預けました。 その後、TKラウンジを出て真っすぐどんつきのエスカレータまで歩き、左折するとフードコートがあります。そこにあるエレベータに乗り、下の階へ行くと、先ほど乗り継ぎゲートを抜けた先のエスカレータ脇に出ます。そこの係員に乗り継ぎの搭乗券を見せるとゲートを通してくれます。扉を抜けるとそこは到着階なので、そのまま入国手続き。で、トルコに入国できます。 入国したら右折し、真っすぐ歩いていくとどんつきはスタバ。その手前の右にTKのホテルカウンターというものがあり、そこが無料イスタンブールツアーの申し込み場所になっています。申し込みの時に乗り継ぎの搭乗券を預ける事になります。申し込んだのは半日コースです。 で、出発時間までスタバで待ってろと言われます。ただ、すぐ近くにTKの到着(アライバル)ラウンジがあるので、私はそちらにてシャワーを浴び、くつろいでました。 出発時間に先ほどのTKホテルカウンターに行くと、順々に名前を呼ばれ、係員に連れられバスに乗ります。 バスに乗ってたのは30名ほどでしょうか。英語での観光案内をしてくれるアテンダントが乗り込んでいますが、最初の方は「コンスタンティノープル」だとかなんだとか言ってるので、イスタンブールの歴史の話のようでした。 で、バスは海沿いを走りながら左手にブルーモスクが見え、なんとか橋の上で10分間くらい降ろされます。橋からは釣り糸を垂らした人がたーくさんいて、かなり大物が釣れるようでした。ふたたびバスに乗り、また、なんとか教会のようなところで降ろされ30分。大きな吊り橋が見えるところでしたが、名前は・・・分かりませんでした。その後、バスに乗り込み、アジア側を車窓から楽しみ、アッと言う間のイスタンブール観光でした。名物のサバサンドのお店は見つからず。 イスタンブール空港からリスボンへ向かいます。機内食はマトンのハンバーグだったので口をつけず(-_-;) リスボン到着!リスボンは空港から市街地が近く、地下鉄でつながっているのですが、コロコロが面倒なのでタクシーでホテルへ。タクシーの値段がちょっと高いなーと思ったら、実はポルトガルには「タクシーバウチャー」なるものが存在するとかで、値段は割高だけど均一料金で安心なサービスなんだとか。疑ってゴメンよ。このタクシーのおっちゃんがめちゃ良い人で、観光案内をしてくれたり、おすすめのレストランを教えてくれたり、陽気な人でした。ポルトガルはヨーロッパでも相当治安が良いというのも、この人を見てたらうなづける! シェラトンリスボンに到着。夕方5時だし時差ボケなので、もう外へは出ず、ホテルのラウンジでホットミールをいただき、シャワーを浴びて寝る。 翌日、ホテルから歩いてポンバル広場へ行き、そこから日本語ガイド付きの観光バスに乗りました。1周2時間ほどのコースを2コース乗り、リスボンの大体の広さを感じとります。はじめて降り立つ場所では、いつもこのパターンですね。 ガイドによりますと、リスボンの街は100年ほど前に大火事で消滅し、パリをモチーフに再建されたそうです。確かにメインのリベルダーデ通りはシャンゼリゼ通りに似てますね。 ロシオ広場という辺りをぶらつき、観光客向けと思われるお店で一杯。 リスボンの感想といたしましては、特に心に残る街ではありませんでした。 さて、今回、ポルトガル旅行に決めた理由は、ポルトガル第2の都市である「ポルト」に行く事でした。なので、リスボンはついで。 翌日、リスボンサンタアポロオーニア駅からインターシティーでポルトのカンパニャン駅まで鉄道旅です。所要3時間くらい。 リスボンにはオリエント駅という代表的な駅がもう一つあります。REIL EUROPEなどで鉄道チケットを予約しようとすると、オリエント駅からポルトまで買う事になります。しかし、このオリエント駅ですが、サンタアポローニア駅(始発)→オリエント駅→ポルトカンパニャン駅という順に停まる中間駅の為、コロコロのような大型荷物を荷物置き場にきちんと置きたい人は、始発駅のサンタアポローニアから乗車する方が良いです。オリエント駅では荷物置き場がいっぱいになっている事がありますので。 車窓からはほぼほぼ荒れ地がずーっと見えるだけです。飽きます。しかし、カンパニャン駅到着間際、車窓の左手には美しいポルトの街が見えてきますので必見です! ポルトの街の中心にサン・ベントという駅があるのですが、ほとんどの国際列車、優等列車はカンパニャン駅にしか停車せず、カンパニャン駅からサン・ベント駅間(所要5分くらい)は乗り換えとなります。 さて、カンパニャン駅で下車し、駅前の坂道を左方向へ昇って行くと、どの旅行雑誌にも書いてある「カーザ・アレイショ」というお店が見えてきます。 ポルトはタコ料理が有名らしく、このカーザ・アレイショではタコの天ぷらとタコが入ったタコ飯が食べられます。店内に入ると、すでに日本人と思われるカップルが2組入店済。目的のメニューを食しているものと思われる(笑) タコの天ぷらはタコとは思えないほど身が柔らかく、味付けがあっさりしていたが、タコ飯はしょっぱかった。ワインやビールのお供にちょうど良い感じでした。 カンパニャン駅からタクシーに乗り、シェラトンポルトへ。ポルトのシェラトンホテルは街中から結構離れており、閑静な高級住宅街に建っていました。 さっそく観光の為、ホテルからタクシーで約15分、サン・ベント駅へ。このサン・ベント駅は街の中心地にあり、地下鉄の駅もあるのだが、駅の中にアズレージョという青い陶磁器のような絵柄が書かれており、駅自体が観光名所となっている。 この時期のポルトガルは雨季ということもあり、サンタ・カタリーナ通りを歩いていると突然の雨!地下鉄に逃げ込み、ホテルの最寄り駅、フランコス駅からホテルに帰りました。 翌日、ふたたびサン・ベント駅からサンフランシスコ教会を目指し、カイス・ダ・リベイラと呼ばれるドウロ川沿いへ。ポルトといえば、このドウロ川にかかるドン・ルイス1世橋と、カイス・ダ・リベイラ辺りの景色ですね。美しいです。 ちなみにドン・ルイス1世橋は、パリのエッフェル塔でおなじみのエッフェルさんの弟子が建設したものだそうで、上下2層になっており、上は地下鉄(メトロ)D線が走り、下は車が通れるようになっています。上下とも人が渡る事ができます。 ドウロ川からケーブルカーで昇り、ドン・ルイス1世橋の上層を歩いて渡り、対岸のワイナリーが密集するエリアのロープウェーに乗りました。対岸から見るポルトの街は素晴らしかったです。 そして12月31日。街中は新年に向けた準備で大忙し。市庁舎前の広場には特設のステージが作られ、深夜まで大騒ぎする準備をしておりました。 年明けとともにドウロ川では花火が打ちあがります。あちこちで花火が打ちあがりました。思ったほどの大騒ぎにはならず、国民性なんですかねー。 新年早々ですが、ホテルの値段的なものもあり、ふたたび鉄道でリスボンへ移動です。そしてふたたびのシェラトンリスボンです。ホテルからタクシーでジェロニモス修道院へ向かい、その後、リベイラ市場で美味しい料理を食べました。 1月2日、帰国の途につきます。リスボンからイスタンブールへ。イスタンブールには夜23時の到着です。 すると!!雪~っ(-_-;)イスタンブールは雪でした。しかも沖止め、タラップにて飛行機を降り、バスでターミナルへ。 ターミナルに入ると、23時にもかかわらず大勢の人が!まさかの・・・大雪にて大幅な飛行機遅延発生! 私は幸いにも翌日のフライトだったので良かったですが、乗り継いで成田へ向かう便に搭乗予定の人は大変だったことでしょうね。 実は乗り継ぎ時間が15時間もあったが、ラウンジで休めば良いと考えていたのでホテルをとってなかったのですが、この大雪による遅延でラウンジも満杯! イスタンブール→成田をビジネスクラスにアップグレードしたかったので、TKのカウンターへ行くと案の定、人の山。でも時間はたっぷりとあるので並びました。ついに順番が来たので、係員にビジネスクラスへのアップグレードを頼むと、搭乗券に「THY HOTEL DESK」と書き込んだのです。最初、???と思ったのですが、どうやら遅延で飛行機乗り遅れた人と勘違いされたようで、とにかくホテルデスクへ行けと言うのです。何がなにやらよく分からないが、行きと同じように到着階に移動し、トルコに入国。ホテルデスクへ向かうと、どこが先頭なのか分からないくらいの長蛇の列! 最後尾についたものの、先頭がどこにいるのか分からないが、とにかく並ぶ。後からきた人にホテルデスクか?と聞かれたので、Yesと答えておいた。 1時間くらい並んでいると、缶コーラと何かの包みをカートに入れた人が前方から近づいてきた。どうやらこの長蛇の列の人に食料を配っているようだ。包みの中はハムチーズをはさんだバゲットだった。大雪のイスタンブールで、バゲットをかじり、コーラを飲んでいる・・・。あぁ、今頃、ラウンジでぬくぬくしているはずだったのに。 そんなこんなでホテルデスクの順番が来たので、搭乗券を係員に差し出す。さきほど「THY HOTEL DESK」と書かれたものだ。それなのにこの係員は「No!」といって搭乗券をつき返してくるではないか!さっきお前んとこの係員がホテルデスクに行けと言ったから来たんだぞ、と言ってやったが、こいつは「No!」しか言わない。そのうち、なにか書かれた紙を出してきて説明を始めたので、日本語分かるやつを出せ、と言ったら、いないという。ラチがあかない。こちらと2時間近く並ばされてたのに、いまさらNo!では腹の虫が収まらない。とにかく説明しろ、日本語の係員を出せ、と言い続けたが、むこうの顔は呆れ果てたか、バカにした感じになり、日本が大好きだ、などと逆なでするような事を言い出す始末。これだから元国営会社のおぼっちゃんは、対応能力も無いのね。 これ以上、何を言っても警察に連れてかれるだけなので、仕方なくふたたび保安検査を抜け、TKラウンジへ。この時点ですでに朝4時。TKラウンジに群がっていた人たちもいなくなり、ラウンジのシートで一眠り。はじめからラウンジに来てればよかったよ。 次に目が覚めると、ラウンジ内は慌ただしく行きかうビジネスマンだらけになっていた。 すでにビジネスへのアップグレードなどどうでも良くなり、久々のエコにて成田空港へ帰国となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.23 20:37:10
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