今日もぶらりと一人旅

2018/12/09(日)10:37

ベネルクス旅行のおまけ

旅行備忘録(20)

ベネルクス旅行から数か月、自宅宛にルクセンブルクポリスからお手紙が到着しました。 封筒に書かれた「LUXEMBOURG」の文字を見て、ほぼ内容は分かりました。なぜなら、スピード違反をしたという自覚があるからなのです(笑) アムステルダムから高速道路をひた走り、ルクセンブルクの街に到着したのですが、高速道路を降りてすぐ、アンダーパスをくぐっている時にピカッって(;^_^A 前にスイスでもスピード違反してたので、「またか」ってな感じでした。 スイスの時は、現地でレンタカーを借りる際に提示したクレジットカードから罰金が引かれたので、特にこちらで何をすることもなかったんです。なので、今回も同じように、クレジットカードから罰金が引かれておしまい、と思っていたんです。 しかし、ルクセンブルクポリスからの封筒には3枚の用紙が入っており、すべてルクセンブルク語かオランダ語で書かれており、何が書いてあるのかサッパリ分からん! 1枚目は、多分、「あなたはこういう違反をしてますよ」という内容が書かれているものと思われる。 2枚目は違反の内容。場所やスピード、罰金額(49ユーロ)が書かれており、罰金に関してはいくつかの方法で支払ってくださいというような事が書いてあります。 3枚目が名前や住所、免許証番号などを記入する用紙になっています。 この3枚目の用紙に記入して送り返さないといけないようなのですが、すべてがルクセンブルク語かオランダ語で書いてある為、翻訳ソフトを駆使しながら、なんとか書きました。 3枚目には選択肢がいくつか存在し、1番上が多分、「自分が運転者で、記載内容で間違いありません。」といった感じ。基本的には1番上にレ点を入れれば問題ないと思います。 2つ目以降の選択肢は、「違反時は人に車を貸していました」とか「違反時は車が盗まれていた」とか、違反に関して反論できる理由がある人が記入する部分のようです。 3枚目の用紙を記入するのはなんとか出来たものの、返信する宛名、住所がどれなのかが全然よくわかりません。仕方なく、送られてきた封筒に書かれている「CSA-CNT L-2880 LUXEMBOURG」という部分に「To:」と、「AIR-MAIL」と書いてポストインしてみました。「L-2880」部分が郵便番号っぽいんですが、日本でいう番地などの記載がないので、無事に届くのか心配です。 そして49ユーロの罰金の支払い。海外に支払うなんてしたことがないし、送られてきた用紙では振り込み先、振り込み口座がどこに書かれているのか分からないので、三菱東京UFJの「海外送金」窓口に行って、調べてもらった。 なんとか振り込み先の銀行名が判明。ただし、銀行名をこちらに教える事はできないとの事。しかもその銀行は三菱東京UFJとは取り引きがない銀行なので、海外の(ドイツなどの)銀行を経由しないと振り込みができず、その分、手数料が割高になり、罰金額よりも手数料の方が高くなるかもしれないとか。 ゆうちょからならば直接支払える事がわかったので、郵便局に移動し、海外送金の用紙をもらう。しかし振り込み先が一切分からないので、郵便局員さんに色々調べてもらい、「IBAN」という番号と、「BIC」という4文字目か5文字目に「U」か「L」が入っているコードがあれば、送金できるとか。 ようやくすべてを書き、なんとか罰金を振り込み手続きをしました。 しかし窓口でさらに「海外振り込み時の手数料が、振り込み額(49ユーロ)から引かれる可能性がある」「いくらかかるか分からない」というので、5ユーロ上乗せして、罰金額の49ユーロを割り込まないように振り込みをしました。なんで罰金額より多く支払わないとダメなんだよなー。 数キロのスピード違反でこんなに面倒になるとは思わなかった。

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