二川宿本陣資料館と旅籠屋「清明屋」
愛知県二川宿本陣の東に隣接する旅籠屋「清明屋」清明屋は江戸時代の後期 寛政年間(1789~1801)頃に開業した旅籠屋で本陣のすぐ隣にあったことから大名行列が本陣に宿泊した時には家老など上級武士の宿泊所となりました現在残っている建物は文化14年(1817)に建てられたことが分かっています明治以降 旅籠屋をやめて薬屋を経営していたこともあっていろいろ改築もされていたようですが平成14年に建物を豊橋市に寄贈されたのを機に間取り図の残る江戸時代末期の姿に復元されました街道に面した板の間(ミセの間)荷物置き場や帳場として使われていましたここで旅人は草履を脱いで奥に案内されましたリアルな人形もあって ちょっとびっくり一般客の宿泊に使われた部屋そこそこの広さですが定員が決まっていたわけではなく混みあってくれば 相部屋もありだったようです旅籠屋では朝と晩2回の食事が出されました煮物と魚の一汁二菜か もう1品ついた一汁三菜が多かったようです今とあまり違いはないようですね土間続きに奥に行くと「二川宿本陣資料館」があります東海道五十三次 宿場町や「食べ歩き」「寄り道」の話や旅装束・持ち物など五分くらいの音声説明もあって けっこう面白い!!人形や実際の展示物もあり 分かりやすい^^提灯・ろうそく・火打ち道具などは必需品だったようです江戸時代は主に社寺参詣を目的に旅をしましたが途中の名物を食べたりお土産を買ったり時には近くにある名所に立ち寄ったり温泉に入ったりと結構楽しみながら旅をしていたようです旅の楽しさを双六にすることも多く沼津の「かつおぶし」吉原の「白酒」由比の「さざえの壺焼き」丸子の「とろろ汁」桑名の「焼きはまぐり」などの名物の記録が残っています体験コーナーでは浮世絵摺りを体験することもでき双六で遊ぶこともできます訪れたのは2月12日 まだ寒い一日でしたが梅の花もちらほら紅梅は可愛い花が咲き始めていましたが白梅の方が 開花が遅いんですねまだ硬いつぼみでした桜の便りが待ち遠しいです桜を楽しみながらのうたた寝♪花うらら猫/塗板飾り【ミニ コンパクト 春 桜 ちりめん細工 置物...価格:4,860円(税込、送料別)【季節やテーマに合わせた京都の手づくり和雑貨】-ちりめん細工の桐屏風「桜とうさぎ」価格:1,944円(税込、送料別)