かんとりーらいふ

鼻の奥の辺りが痛い！
ありゃりゃ？こりゃあ大変じゃ！風邪がうつったかもしれん？？
慌てたボクは、急ぎ洗面所へ直行。
イソジンの生をノドチンコにグリグリ。
オェッ、オェッ・・。

「おとうさん、どうかしたん？朝からヤカマシイねえ・・・」

いつの間にかアノ人が・・・

『風邪かも知れんのよ。アンタのがうつったんかも・・・？』

「失礼な！アンタの用心が悪いんよ！　オエ、オエ賑やかじゃねえ」

『産みの苦しみは分らんけど、ツワリの苦しみが分りますわい』

「バカ言うとる間は大丈夫、死にゃあせんわい！」

心配するかと思いきや・・・イタチの最後っ屁よ。ツワリ？だと言うのによう。

ヨ～シならば・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　

バッコン、バッコン、薪割りよ。

「おとうさん！　風邪引いとるもんが・・・死ぬようになるよ！」

『バカは、なかなか死にゃあせんわい！』

ウヒヒ・・・ビシッと言ってやったぞ！