私の目標達成体験(スポーツ編)

 さたーし(私)はスポーツが大好きです。野球とテニスは素人以上体育会未満(野球だったらバッティングセンターの120キロを空振りせずにそこそこ打てる、テニスならある程度力入れて打ってもラリーを続けられるくらい)です。唯一本格的にやったバドミントンは今でも市の大会のBレベルなら十分トーナメントでも戦えます。
 さたーしは子供の頃からスポーツが大好きだったのですが、本格的にスポーツをしたのは大学のバドミントンだけです。小学生の時にどうしても野球をやりたかったのですが当時教育ママだった母親に「塾と重なるから駄目!」という理由でスポーツをすることを許してもらえず、中学、高校は対外試合をしない、というちょっと変わった学校に行ったので運動部とは名ばかりで実質真剣にスポーツをやったのは大学だけです。
 大学ではバドミントンを選びました。野球やテニスは少し出来たのでそっちを選んでも良かったのですが「ちょっとだけ経験者」よりも「思いっきり素人」で一生懸命練習して経験者を追い抜いたほうが格好よいと思って体育の授業でやったときに楽しかったバドミントンを選びました。
 最初の2ヶ月くらいはほとんど素振りと声出しでしたが、「いつかレギュラーになって試合で活躍したい」と思い、周りにも「シングルスのレギュラーになりたい」と公言していました。
 レギュラーになるチャンスは自分が思ったよりも早くやってきました。僕の二学年上まではレギュラーががっちり決まっていたのですが1つ上と僕の代は人数が少なかったので、思った以上に簡単に2年の秋にはレギュラーの座を手にしました。
 しかし、リーグ戦で勝てるかといわれると全く別問題でした。はっきりいって問題外!全敗した上にほとんど大差で負けてしまいました。チームも降格してしまいました。ただほとんどの選手が中学、高校とやってきているわけですから経験年数1年半の私には勝ち目はほとんどなかったと思います。
 そこでまた一念発起して「レギュラーで試合に出ても勝てないと意味がない!」と思い「シングルス全勝」を目指して練習に取り組みました。2年の秋以降4年の春までこの時期は文字通りバドミントン一色だった気がします。2年の秋はぎりぎり4番手のレギュラーでしたが3年の春に2、3番手、3年の秋にはシングルスはチーム内では敵なしになりました。
 ただリーグ戦で「シングルス全勝」の目標は一度も果たせませんでした。これはかなり悔しかったです。「相手の3番手、4番手には確実に勝てましたが、エースでありながら相手校のエースにはほとんど勝てない」というエースとしてはふがいない結果だったと思います。
 個人的な目標達成度(満足度)は受験の時を10とすると7か8くらいだと思います。あと1年あれば多分「シングルス全勝」は達成できた気がします。
 100パーセント満足のいく結果は得られませんでしたが目標を公言して努力したからレギュラーにもなれたし、そこそこリーグでも勝てたのだとは思います。
 


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