2006858 ランダム
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風光る 脳腫瘍闘病記

がっかり

夜中に目が覚めた。私は足を動かしてみた。「ぐいっ」っと太ももを持ち上げたらちゃんと動いてくれたのだ。

「良かったぁ~ちゃんと動くんじゃん」明日、先生に報告しなくちゃと思い再び眠りについた。

看護婦さんに起こされて目が覚めた。さっそく足が動く事を報告しようと思い足を動かしてみる。

「・・・・・・・・・・・・・」動かない。

「昨日の夜はあんなに動いてたのに、何で?」私はハッとした。

昨日の出来事はすべて夢だったのだ。夢の中で足を動かしてたのだ。
さすがの私もそれにはガッカリした。

「夢かよっ」←さまぁ~ずの三村風 自分に自分で思いっきりツッコんだ。

その日以降私はそのたぐいの夢を何十回も見るハメになる。
そのたびに「夢かよっ」とツッコむ私であった。



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