宮崎駿氏

「ハウルの動く城」を見れないだろうなぁという寂しさから、「天空の城ラピュタ」を見てみました。あぁ……。いい話ですね。なにもかもがいい。音楽も台詞もパズーもドーラさんも親方も好きッ! それになによりラピュタ……。あの青い空に浮かぶ朽ちた石の城。はー、見るたび見るごと、心をつかまれ揺さぶられます。感無量というか、全身全霊にガツンて感じ。この頃の宮崎さんは大好きだ……。冒険活劇。最高っすよっ。ラピュタのちらし一枚に予感を感じ、持ち歩き日にちを数えて公開を待っていた、そしてラピュタを探して空ばかりを見ていた夏を鮮明に思い出します。あの空の向こうに見たこともない島が浮いているんだ。あの幸せな夏のあとの夏もずっと。こんな幸せな物語に出会えた私は、まったく幸せ者なのではなんてしみじみ
しちゃいます。 20040723

前から狙っていた『紅の豚』DVDをやっと買う。もっと早くに買っても良かったんだけど、なんだかお金を出し惜しんでいたりしてたんだけど! いや……、最近良いことがあましないから、ちょっとね……と思って。景気づけや、おりゃっ。つーことで。フランス語版はジャン・レノがポルコなわけだけど、それはまぁ、いいや、みたいな感想でした。むむむ。モブのシーンなんかは結構フレンチ、はまってたけど。あと、マンマユートのボスは上条恒彦さんまんまだったよ! いるんだ、ああいうフランス人!(笑) しかし豚は良いですね。私はジブリではラピュタと1,2を争う作品ですわぁ。めろめろ。いちいち台詞が良いし、音楽サイコー。惚れますのよ、豚に! 泣けるしね……。あー、しばらくパソコンのBG、ポルコだな。決まり。 20040725

 最近雲がすごいので。⇒『天空の城ラピュタ』のビデオを観てみた。また。すると友達からメールが来て「最近空を見上げてあの雲の峰の向こうに……とかって思ってるんだよ」と。爆笑! いいねぇっ。いやー。映画って本当にいいものですねー(笑) この時期、そんなことを思いながら空を見上げている人はほかにもたくさんいるでしょう、きっと。ラピュタは台詞が入るほど見ていて――て人も珍しくないだろうけど――それでも毎回震えて見てます。空。雲。光。世界はきれいだなぁ。極上の青い風景を見せてくれた山本二三氏は今もジブリのスタッフにいるのでしょうか、そう言えば。最近モノではあまり←こういった感動を覚えたりしないけど……。宮崎さんだんだん、遊び心が薄くなってきたよーに思うんだよなー。ラピュタの親方たち&ドーラ一家とか豚の皆皆さんとか的キャラのおかしみみたいのに、出会いたいのう。うーむ。 20040728

 早々に~『ハウルの動く城』を観て参りました。行かないとか行ってたわりには速攻のワタシ。自分でも転換点がよくわかりません。あれれ。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ+宮崎駿+美輪明宏>キムタク、てなところでしょうか。ハイ。そいで! 正直圧倒されました。前二作をふっとばして忘れて戻った感じもあります、宮崎さん、その調子!! (もののけも千と千尋もそれなりに好きではありますが、勿論) ハウルの登場シーンとかめちゃカッコいいです。めろッときました。あとねー、命令口調にうっとりなんですってば~。きゃ~。「行きなさい」とかね、だいたい私は男の人の丁寧な口調に弱いのですけども。いやなんかやられましたね、ずきゅん。素敵です。物語としてはこの作者らしく、落ちるとこまで一度落ちとくという、そして
また常の強気のヒロインはカワイかったでした。ふふふ。これだけ楽しめるとは自分でも思っていなかったので、今、とっても嬉しい気持ちです。 宮崎さんの作品にしては色や質感の薄っぺらいところが見えた気もしたり、宮崎さんにしては描き込みが甘い? メカ設定が甘い? なんてのも感じましたけれど、展開からは目が離せなかったし、好きだこれ! ということで感想をおさめたいと思います。ぜひごらんくださいませ♪ お薦め♪ 20041124


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