YUMEMIRUTOKI

昨日は心配してくださってありがとうございます。
夕方、帰ってきてグラタンを見るや否や、
「食べたら元気になれそうだな」と彼。
こういうメニューが出てくるんだったら、
毎朝「食生活が悪い」と言わなきゃ、だって
（お、おい・・・）

そして、その次に言うことには、
「やはり、悪いのは腰だった」の一言。
今日一日、コルセットをしてみたら、
ずいぶんと体が楽だったというのです。
そうでしょうね。
私も坐骨神経痛の場合は、右足の痺れに始まって、
座りにくくなったりするんだけど、
それももとはといえば、腰がずれることから始まっているのです。
でも腰がずれても痛みはないものだから、
たいてい放置されています。
それが背骨にきて、肩こり頭痛、関節の痛みなど、
あちらこちらに支障がきて初めて手当てをしなきゃ、と
なるのです。

たぶん、大腿骨壊死になるのも、
もともとの膠原病の持病に酒、それに腰のゆがみが、
関節をすりへらし、それが骨に負担を
かけてしまうというのが、影響していると推測されます。
けれども坐骨神経痛の場合もそうですけど、
痛みをとるという対処療法はするものの、
体のゆがみを正すということにはさして目をむけていません。
私の友達は、とうとうヘルニアになりブロック注射で
痛みをとる治療を繰り返した挙句、
手術を受けて骨を削りました。がその後も関節痛がひどく、
膠原病と診断をくだされるようになりました。
また別の知り合いの女性は、無理を重ねて
とうとう松葉杖の生活を余儀なくなれるまでになってしまいました。
私の場合は、そうした知り合いの方々に教えられて、
心がけていることがあります。
無理をしないことと、関節痛などの症状があるときには
グルコサミン（軟骨の再生を助ける）を飲む。
体に負担のかかる仕事をするときには、
コルセットをつけるようにする。
普段からコリをほぐす体操（操体）をするように心がける。
それでもいよいよ疲れてどうしようもないときには、
整体にかかって、コリをほぐしてもらい、ゆがみを治す。
こうしたことを取り入れることで、一時は、
正座することができなかったり、右足が麻痺して、
車の運転にも差障りがあるようなことが以前はありましたが、
今は痺れを感じる程度で治るようになりました。

彼の場合は、最近グルコサミンを飲用していて
痛みを感じないではいたようですけど、
右足をがばうあまり、右足の筋肉がかなりやせ細っていたといいます。
それでなおのこと腰を支えられず、
ゆがみが増長されていたのかもしれません。
昨夜太もものマッサージを自分でほどこしたら、
動きがずいぶんとよくなったと言います。
人間の体って、よくできていますよね。
自然に治癒する力を持っているんですよね。
それを引き出すことができるかどうかが、
病気を治す一番の方法なのだと思います。