カテゴリ:精神世界
井上陽水の歌を思い出しているときに ふと、気づいたことがあります。 自分探しをするときに、 人は、外に探しに出ることが多いのではないでしょうか。 本の中に答えがあるのではないか、と思ってみたり、 精神世界系のセミナーの中に求めてみたり・・・ そして、今の自分は本来の自分ではなく、 理想にかなった自分の姿を 一生懸命イメージしていたりするんですよね。 そうでなければ、私はいまのままで、完璧なのだと 言い聞かせていたりするのです。 でも、本当の自分探しとは、鏡に映った現実の自分が、 今の自分であると認識するところから始まるのだと思います。 もし、そのありのままの自分を認めたくないのだとすれば、 その認めたくないという想いがあるということを 知ることが始まりだと思います。 たとえば、 “ありがとう”が魔法の言葉だと本で知ると 一生懸命、“ありがとう”を口にしているとします。 でも、言葉にしていながら、 本当は、“ありがとう”と思えない自分があったりするんです。 その自分を省みないで、 ありがとうといい続けていても魔法の効果は起きるかもしれません。 けれども、もし、ありがとうと素直に思えない自分のことを 見つけたとしたら、もう一歩踏み入れていって、 そこにありがとうとは思えない“何か”がなんなのかを知り、 その想いをときほぐすことができたならば、 ありがとうは、言葉にしなくても、 その感謝の想いを常に抱いていることができるようになるでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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