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2009/06/30
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カテゴリ:南山の話
6/28(日)午後1時~稲城市城山体験学習館にて第1回南山問題何でもワークショップが開催されました。私も午前中行われた2年生以下の予選リーグ2試合を見終えた後、組合の事業計画を検討している都市計画プランナーとして参加してきました。

当日の中心テーマは亀井さんによる提案を参加者みんなでお聞きし、それはどのような提案なのかを再確認、実現するための課題は?その課題はどのようにすれば克服できるのか?というような観点から議論が進められました。

亀井さんの提案とワークショップの内容は下記の通りですが、加藤さん(ワークショップ世話人)が目指した事実に基づく科学的検証という目的は達せられたのではないかと思います。

 亀井さんレジュメとワークショップ報告書 

個人的には亀井さんの丁寧なご説明のなかに伺える亀井さんの南山への思いを体感できたことが何よりの収穫でした。というのも、プランニングというものは、多くの場合、現地の地形・植生などの自然的条件と、それを取り巻く社会的条件、つまり多くの市民の声ですね。それらを総合し空間化する技術ということができるわけで、プランナーにとってさまざまな思いを寄せる市民の声を自分の体の中に取り込めるかどうかという問題は結構大きな要素なのです。僕が南山の自然を守る会の方々の夢「里山コモンズ」の具体化にチャレンジしようとしているのも、菊池さんや、坂本さんをはじめ多くの人たちの南山の自然に対する思いを体感することができたからでした。

さて、思いを具体化するための提案を組合の事業計画にどのように取り入れていくかという問題は、上記の自然的、社会的条件により空間化されたプランに経済的条件というフィルターをかけなければなりません。多くの場合ここで立ち往生しプランにフィードバックすることを余儀なくされますが、それは別に街づくりに限った話ではなく世の常。前進していくための秘策(戦略)を見つけるために悪戦苦闘をしつこく続けていくしかありません。

それは一気にブレークスルーできるときもあれば、できるところから少しづつ、小さな実績を積み重ねていくしかないときもある。ポイントは夢を決してあきらめないこと。その夢はオールオアナッシングではないはずです。いきなり100点が取れないのであれば10点づつ積み重ねていく。永遠に夢を追い続けようじゃやないか。というのが僕の持論ですが、実はこれ、僕がこれまでURや行政にたいして夢の実現に向けて何度も何度も計画を提案し、そのつど突きつけられる経済的フィルターを克服しながら夢の実現に向かって事業者と戦ってきた構図と非常に良く似ています。

この日のワークショップで明らかにされたさまざまな課題。亀井さんがこれにへこたれずさらなる提案が出てくるのを期待したいと思います。

*この日行われた2年生以下大会予選2勝1分け、トータル4勝1分けでぶっち切りの1位突破。7/4の決勝トーナメント進出です。





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最終更新日  2009/07/27 05:45:49 PM
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私なら   かとう さん
私が市長だったとして、真っ先に落とすのは南山スポーツ広場復活案です。C/Pが悪すぎです。どうしても野球場とサッカー場が1面ずつ足りないのなら、多摩川河川敷の是政橋付近など、もっと安価な用地をまずは検討すべきだと思います。崖下住居移転への財政支出も私ならやりません。市に明確な落ち度はありません。まず私がやるのは南山保全の為の法定外目的税創設の条例案提出です。市民一人あたり年間2000円を恒常的に徴収(これで年間1億6千万の税収)し、全額を南山の維持管理に使うとします。同時に都にかけあって、年間20億程度を向こう20年間、南山専用の予算として出してもらえるよう要求します。どちらの予算も地権者の保全地域指定の同意が得られた時点で徴収・支出が開始されることとします。まずは納税者の覚悟を問うわけです。そこまでカネを出してでも南山保全をしたいという確かな覚悟を見せて欲しい。その覚悟が示されたならば、市長として地権者にアタマを下げに行くと宣言します。

法定外目的税と都の南山予算がどちらも通った場合、そこで初めて地権者と交渉して、スポーツ広場と多摩サーキット跡地以外の保全地域指定、市負担での維持管理と相続発生時の都による買い取り保証という条件を提示します。
(2009/07/01 12:02:53 AM)

Re:私なら(06/30)   うのっち9107 さん
>まずは納税者の覚悟を問うわけです。そこまでカネを出してでも南山保全をしたいという確かな覚悟を見せて欲しい。

同感です。「覚悟」。これが南山保全の最大のポイントだと思っています。つまり、覚悟を伴わない誰かを糾弾するだけの観念的・情緒的保全運動以上でも以下でもない運動はリアリティを持たないんですね。ところで、実はこの問題、街づくりも全く同じです。

というのは、自分たちの街を守るためには、悲しいかな緩々の都市計画法には期待できないわけです。マンション紛争が何故おきるかというと、そこに付け込む隙があるからなんですね。自分たちの街を守るためには、自分たちで厳しいルールを検討し、住民が主体となって合意形成を図っていくしかない。にもかかわらず、それをしないで、そんなことは知らんかったとマンション業者を一方的に社会悪と決め付け、行政の怠慢を糾弾するだけでは決して街は変わらない。

要は日常、市民が自分たちの街をどのように理解し、どうなるのか、どうしようかと考える想像力と行動力+覚悟の問題に行き着く。危機管理能力と言っても良いかもしれません。

しかしながら、世の中「言うだけの人」や、「糾弾するだけの人」が多くて、覚悟できる市民は少ないような気がします。こういう「○○するだけの人」たちがもしかしたら市民自治の芽を積んでいるのかもしれませんし、そういう人こそ社会悪なのかもしれません。

ということで、今多摩市では頼まれてもいないのに街に出て行き、(仮称)押しかけ街づくり相談会の開催を検討中です。 (2009/07/01 10:30:56 AM)


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