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2011/06/28
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カテゴリ:まちづくりな話

経営改善が喫緊の課題の東京ヴェルディ。東京国体(多摩市はサッカー成年男子会場)に向けて日本サッカー協会から芝生の改善を突きつけられ、さりとて高齢化が急激に進行中でスポーツにまわす予算なんてほとんど期待できない多摩市。

それぞれ異なる課題を抱える両者を取り持って動き始めたミニPPP(PRIVATE PUBLIC PARTNERSHIP)による多摩市立陸上競技場の芝生の張り替え事業ですが、TOTOの助成金申請に手間取って着工が少々遅れはしたものの、現在急ピッチで張り替え工事が進められています。

先週までは古い芝生を剥ぎ取って土を入れ替えた後、整地工事が行われていましたが、昨日打合せの帰りに立ち寄ってみたら、半面が新しい芝生に張り替えられていました。聞くところによると熊本産のティフトンで、前日熊本で剥いだ芝生を夜の間に多摩まで陸送、一気に全面貼り切れないので、何回かに分けて貼ることになっているのだとか。見た感じだと早ければ今月中には全面張替えが完了しそうな勢いです。

ところで今回の仕組みですが、上記の通りPPPと言われていて、近年俄かに注目され、全国的に事例が増えているそうです。当方、そんな手法があることを全く知らなかったのですが、考えることは皆同じということですね。

発想は至極単純で、多摩市立陸上競技場は、トラックは別にしてピッチは平日ほとんど利用者がない。遊ばせているわけです。あれだけ広い土地を遊ばせておくのは実にもったいない。であれば、平日グラウンドを使いたがっている団体に利用権を貸与し、その見返りに芝生の張り替えや施設整備とその後の管理運営をその団体にやってもらう。というものです。

ということができれば、多摩市も負担ゼロで、施設のハードだけではなくソフト(管理運営)の質が向上、団体も廉価でグラウンドが使える。つまり一挙三得というわけです。つまり多摩市もヴェルディも市民もみんなハッピーになれる。

この関係をPPPと言うのだそうですが、それを知ったのは随分後になってからでした。いずれにしても、高度経済成長期に作られ、もてあましているというか有効利用されているとは言い難い公共施設は全国に数多ありますから、もっともっとこうした発想を取り入れ、貴重な公共施設を市民が有効利用できるように、公共団体、民間が手を取り合って、リニューアル、リノベーションしていくに越したことがないのではないかと思われます。

8月末のオープンが待ち遠しい今日この頃です。

多摩陸0626
芝生の張り替え工事が急ピッチで進められている多摩市立陸上競技場

 






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最終更新日  2011/06/28 09:30:48 AM
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