カテゴリ:カテゴリ未分類
テレビのコンセントを何時も見ないときは抜いている人。
洗濯機のコードをきちんと抜いている人。 つまり、待機電力を使っていない人。あなたは地球を救う人になれます。 地球温暖化の元凶は石油や石炭などの化石燃料の消費により空気中の二酸化炭素が増えることにある。日本の二酸化炭素の発生量のうち約20%が家庭からのものとなっている。 過去20年の間に家庭での消費電力は2倍に増えているという。 各家庭に普及した数々の電気製品と深い関係が有りそうだ。この頃の製品はどれも省エネを売り物にしているが、結局数が増えれば同じこと。いやそれ上かも知れない。 昔、テレビは各家庭に一台。家族揃ってテレビの前で笑っていたものだったが、今では各部屋に一台。パーソナルになってしまった。 クーラーだってしかり。 これでは家庭の電気消費量がぐんぐん伸びていっても仕方ない。 家電で今問題なのは「待機電力」である。テレビ、ビデオ、洗濯機、何時もスイッチは入れていないのだから。と思って常にコンセントを挿しっぱなしにしておくと微量ながらも確実に電気が流れていく。スイッチポンで画面が現れる便利さ、はこの恩恵である。 この待機電力は一つずつの消費電量は少ないが、それが一家庭、さらには日本全体で見ると、原発4基分の消費量に相当する量にもなると試算が出ているという。まさに塵も積もればの状態である。 家庭の便利さを追求すると、二酸化炭素の発生量を抑えられない。何処まで私達が快適さを我慢できるのか。ちょっとのことで家庭からでも温暖化防止は充分行えそうである。 地球全体から見てこれ以上の気温の上昇は生態系にも影響を及ぼすものと考えられている。今食い止めなければ。次世代に先送りする問題では無さそうである。 環境問題となると、熱帯雨林が、酸性雨が、砂漠化が・・とグローバルな視点で見がちで、自分の生活と離れたところの問題と認識されがちではある。 しかし、よく見回せば環境破壊は意外と身近なところが発生源になっているところもありそうだ。だからこそ環境保全は身近なところから始めて見るしかないように思われる。 明日から、ちょこっと。ほんのちょこっと無駄な電力消費を減らしてみよう。まず手始めは息子から再教育を始めますか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|