詩劇=夢乃月愛花と美しき乙女達

   　泣いたって・・・

　　　泣き喚いても・・・

　　　あの日の夢には・・・帰れない・・・

　　　手鏡を割ってしまった

　　　あのひととの思いでさえも・・・

　　　なにもかもが・・・失った・・・

　　　だけど・・・

　　　心の中にある思い出だけは・・・残っている・・・

　　　”良かった・・・”

　　　何かのために・・・

　　　心の中で・・・思い出を記憶しておいたから・・・

　　　時間が経てば・・・忘れてしまうもの・・・

　　　あのひとが・・・

　　　あのひとに・・・

　　　恋をしてしまって・・・・

　　　好きになってしまったのは・・・

　　　”あのひとの人柄・・・そのもの・・・”

　　　　真正面で・・・

　　　　私と向き合って・・・

　　　　ロマンチックな恋愛の

　　　　リアルさを教えてくれたひと・・・

　　　　”恋愛・・・”

　　　　たくさんの恋愛の中で・・・

　　　　恋愛の極意ということを・・・

　　　　教えてくれた・・・

　　　　色んな恋愛・・・

　　　　私が知っている恋愛より・・・

　　　　数えきれないほどの恋愛・・・

　　　　”恋”そして・・・”愛・・・”の移り変わり・・・

　　　　いつしか・・・恋よりも・・・

　　　　いつも間にか・・・愛に手を付けてしまった私・・・

　　　　もう・・・あのひとを愛したかった・・・

　　　　恋に時間をかけたくなかった・・・・

　　　　順序を入れ替えって先に・・・愛を・・・

　　　　もう・・・

　　　　もう・・・

　　　　”愛したい・・・愛し合いたい・・・”

　　　　その行為に早く染めたかった・・・

　　　　”ごめんなさい・・・”我慢できなかた・・・

　　　　きっと・・・

　　　　私が間違ったことをしてしまったから・・・

　　　　手鏡が割れてしまったのかもしれない・・・

　　　　私のせいで・・・きっと・・・

　　　　今でも・・・

　　　　私は・・・手鏡をずっと持っている・・・

　　　　修復できない鏡・・・

　　　　鏡の中で・・・

　　　　いつかきっと・・・

　　　　修復できるのなら・・・

　　　　あのひとに謝りたい・・・

　　　　あのひととの愛は・・・永遠に忘れない・・・

　　　　あのひととの愛を受け継ぐから・・・