ずっとやさしかった日のことを・・・
ずっとやさしかったひとのことを・・・
今でも・・・私の心の中にいるの
やさしかったひとは・・・
どんなときでもやさしかった・・・
私の小さなときに・・・
親切に助けてくれたひと・・・
私に手を差し伸べてくれた・・・
私は・・・何もできることができなかったから・・・
私は・・・何も言うことができなかったから・・・
いつも・・・悲しいそうにいるだけ・・・
私は・・・引っ込み思案だったから・・・
言われるままでいたの・・・
私は・・・弱い女の子だったし・・・
弱い自分は・・・くやしかった・・・
私のことを助けてくれたひとのことを・・・
私は・・・
お兄ちゃんと呼んでいたの・・・
私には・・・
お兄ちゃんがいなかったから・・・
とても不思議な気持ちになった・・・
お兄ちゃんは私のこと・・・
よく面倒を見てくれて可愛がってくれた・・・
こんなにやさしくされたことはなかったから・・・
私は・・・すごくうれしかった・・・
こんなお兄ちゃんが・・・
本当のお兄ちゃんだったら・・・
どんなにいいんだろうって・・・
そう思ったことはたくさんあるの・・・
いつも・・・私は・・・
お兄ちゃんのそばから離れることはできなかった・・・
いつも・・・
いつも・・・
お兄ちゃんのことを・・・
好きでいたい・・・
私は・・・
いつもお兄ちゃんに迷惑ばかりかけているから・・・
いつもあやまってばかりいるの・・・
ごめんね・・・おにいちゃん・・・
私のために・・・いつもありがとう・・・
そろそろ・・・
お兄ちゃんの誕生日が来るんだよね・・・
何かプレゼントあげないといけないの・・・
日頃の感謝の気持ちと・・・
私のなりのたくさんの気持ちと・・・
そして・・・
大好きなお兄ちゃんのために・・・
私のお小遣いで・・・
買ったあげたい・・・
喜んでくれるかな・・・?
ちゃんとしたものは買えないけど・・・
もし・・・
私が大人だったら・・・
もっと素敵なものを買うことができるのに・・・
いつかきっと・・・
大人になったとき・・・
あのときのやさしかったお兄ちゃんに・・・お礼がしたい・・・
それまで・・・私は大人になるから・・・
そのときに・・・もっと素敵なプレゼントをあげるから・・・
私が・・・大人に成長するまで・・・待っていてほしい・・・
ずっとやさしかった日のことを・・・
ずっとやさしかったひとのことを・・・
今でも・・・
今でも・・・
忘れないでいる・・・
今よりも・・・
私が出逢って来た中で・・・
一番と言えるひと・・・
そのやさしさを忘れない・・・