かぼ
石井裕之著 『かぼ』を読みました。なんだかこの数日に起きたことがリンクしていて、読書後はとてもすっきりした気分になりました。そういうことねってそれならば、【今できることをやる】っていう気持ちが強くなりました。それと、生かされているということを改めて思いました。自分がやらなくちゃいけないんだっていう思いも・・・この『かぼ』(石井さん初の小説です)は『天使』『死』『自分らしさ』について語っています。また、至ることろに石井節が織り込まれています。☆神様は、僕達に善意を理解させる為にこそ、悪意っていうものを作ったんだよ。☆人間は、自分自身で決断できる存在☆自由であることが、人間であることの意味☆葛藤があるってことは、自由だってこと☆心を注いだその瞬間は真実☆一人ひとりが課題を持って生まれてきたんだよ☆この矛盾に満ちた世界でなくては達成できない課題を持って生まれてきた☆今の時代のぼくらの悪しき傾向は、「無関心」ってこと☆一人ひとりが自分をよくしてことしかない☆この世の中に起こるあらゆる犯罪や醜い現実の責任の一端を自分自身が担っている☆愛するっていうことは理解すること・・・『キミの愛する人が死んでしまっても、キミがその人を愛する限りにおいて、その人はキミのそばにいる。いつだって、そばにいる。』