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カテゴリ:経営
失敗した時、落ち込んだ時、どのような対処をされていますか?
自分自身はもちろん社員面談の中で、様々なアドバイスをするのですが、私の尊敬する経営者の一人である稲盛和夫さんは『成功への情熱』という書物の中でこう書かれています。 『できないことを認める』(稲盛和夫:京セラ創業者) ある時、劣等感にこり固まらずに、 自分の欠点を素直に受け入れ、 それを克服する努力をしようと決心しました。 そうすれば、挫折感を味わうこともないと考えたのです。 人はついつい劣等感に陥ってしまいます。 しかしそこから浮上の芽はなかなか出て来ません。 そんな時に自分の欠点を素直に認め、その克服に努力することで道が拓けて来るという考え方です。 稲盛さんの言葉は、同じ経営者として、様々な経験を通じて書かれています。 また、さらに人間として本当に素直な言葉で書かれていることが多いので、心に染み渡るように入って来ます。 私はええ格好しいというか、失敗をなかなか見せようとしないところがあります。 そんな姿を昔の友人に『如才ない』と表現されました。 気がきいて人をそらさない、行き届いていて愛想がよい、というプラスの意味を持っています。 しかし、上手く立ちまわる、上手くその場をとりつくろうというマイナスの意味も持っています。 友人はこのマイナス部分を表現したくて、その言葉を使いました。 これは自分の欠点であり、『出来ないこと』です。 ですから、それを隠すのではなく、素直に認め、克服する努力をしていきます。 そして、社員にも実感値が湧くようなアドバイスとして活用していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年09月12日 01時32分38秒
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