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カテゴリ:経営
私は、『社員の成長=会社の成長』と確信しています。
社員が成長するための機会を創ることこそが経営者に求められる仕事です。 では、どうすれば社員は成長するでしょうか? 社員が成長する機会とは、学びあるいは自己啓発の機会を提供すること、さらにそれを実践する機会を創ったり、実践を褒めたりすること、そして最後が教える機会を創ることです。 特に教える機会は、社員を着実に、かつハイレベルに成長させてくれます。 当社では、社員にプレゼンする機会を沢山創っています。 先日の社員研修でも3人のモチベーターが自分が大切にしていること、メンバーにとって役立つ話を20分間のプレゼンで教えてくれました。 一人は『新規事業立ち上げに必須な6つのプロセス』として、プロジェクトの進め方について。 もう一人は『大切に思っていること』として、信頼される人になるポイントについて。 そしてもう一人が『望むぶんだけ努力がいる』として、努力の重要性について 語ってくれました。 このような機会を創ることがとても大切なのですが、加えて、徹底的に自分の大切にする価値観をプレゼンする機会を創り、そのプレゼンのレベルを上げるためにプレゼンの磨き上げに寄り添い、そして最終的に魂が伝わるレベルまで引き上げることが社員成長の極意となります。 経営者の大切な仕事は、人財開発力と業態開発力の両輪を磨き上げることですが、人財開発力において、価値観のプレゼンの磨き上げが大きな効果を上げます。 特にプレゼンのレベルを上げるためにプレゼンの磨き上げに寄り添うことは、ほとんどの経営者は出来ていないのではないかと思います。 しかし、ほとんどの経営者が出来ていない分、ここを徹底するだけでも人材開発力で大きく独自性を高めることが出来ます。 後藤新平さんの言葉で『財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。されど財なくんば事業育ち難し、事業なくんば人育ち難し』という言葉があります。 人財開発が大切であるという言葉ですが、このように人の成長にコミットし、人の本質を大切に考える経営を人本主義経営と言います。 私は人間力で差別化できる会社を創りたいと考えていますが、それを実現するためには、根本として人本主義の考え方を社内に徹底する必要があります。 その効果的な進め方として、プレゼンの機会を創り、寄り添い、引き上げるコトで、社員成長に繋げていきましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年05月14日 01時41分08秒
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