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カテゴリ:経営
前向きに事業を展開しようと考えている経営者の間で大注目なのが『事業再構築補助金』です。
対象は新分野展開などの思い切った事業再構築に挑戦する中小企業ということになっています。 最高9,000万の事業を立案し受理されると、2/3の6,000万が補助されるという大型の政策となります。 当社も申請をさせてもらったのですが、これまでの事業を再構築する内容を立案しました。 新事業を考える際に、どんな思考を働かせば良いでしょうか? これまで取り組んだことがない全く新しい事業を始めることは大きなリスクがあることですが、例えば現業に関連する、隣接の異業種を考えるということが効果的です。 考え方としては、同じ商品やサービスでも販路を変える、数を変える、ネーミングを変える、用途を変える、パッケージを変えるなども効果的ですし、同じ機械を使っても材料を変えてみる、形を変えてみるなどの創意工夫が出来ます。 要するに、全く新しい知見のない事業を始めるよりも、市場であり、相場観であり、顧客ニーズなどの検討がつく隣接の異業種が効果的だということです。 つまりはちょっとズラすということです。 当社が挑戦しているのは、販促業界からちょっとズラしたファン創り支援業、販促POPなどのツール提供からちょっとズラしたアプリ事業や動画プラットフォーム事業です。 もう一つ隣接事業を始めるに当たって大切なポイントは、基本的な事業に対する考え方は変えないということです。 当社で言えば、経営理念やミッションに合致するかどうかが大きなポイントになります。 特にミッション『HAPPY∞HAPPY~ファン創り支援を通して、世界一個が輝く幸福ネットワーク社会を実現するマスタードリームクリエイターを100人創る』は、新しい事業を始めるための精神的な支柱になっています。 何のためにこの事業をやるのか?の目的が明確で、これまでの事業と繋がっていることが大切だと考えています。 事業再構築補助金には、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編の4つの中から選択しなければならないのですが、当社が選択した業態転換は、5年以内に既存事業を超える事業規模、つまり売上を上げるような内容が求められます。 今回申請した業態転換の事業は、5年と言わず2年でこれまでの事業を超えるような売上を目指します。 これまでの当社なら思いもつかなかった事業かも知れませんが、事業再構築補助金が背中を押してくれたことは間違いないですし、隣接異業種という考え方が大きなヒントを与えてくれたことは間違いありません。 そしてなんと言っても、企業としての在り方の基本であるミッション実現に向かうこのであるということが、絶対に実現させよう!という大きな使命感に繋がっています。 これからの進化を楽しみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年06月02日 00時00分04秒
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